2023年12月 9日 (土)
2023年12月 8日 (金)
2023年12月 4日 (月)
科学ボランティア研究会で「宮沢賢治と科学実験」。
昨日は科学ボランティア研究会(於大阪教育大学)で「宮沢賢治と科学実験」でした。三重での講座から少し日にちがあったので、談山神社の紅葉等に立ち寄れました。その参道で栃餅を発見。講座では栃の木の樹液の蛍光は欠かせませんが、(この栃餅の蛍光をお見せし、皆さんの前で食べたら楽しいかな?)と考えました。講座のお世話を頂いた先生から「トチ餅の蛍光の実験の際の先生の嬉しそうなお顔が印象的でした」とのメールを頂き、うれしいやらハズカシイやら。顔見知りも何人かおられ、お手伝いも頂けて助かりました。この10日間は車の移動が多く、さすがに疲れましたが、皆さんのお手伝いでなんとか乗り切れました。ありがとうございました。
三重では2時間だったのをこの日は40分に詰め込みました。それでも入れたい「金箔とニセ金箔の見分け方」「銀と白金の見分け方」です。A,Bはどっちがほんものの金箔でしょうか?
2023年12月 1日 (金)
三重県で「銀河鉄道の夜」講座でした。
先週から講座が重なり、今日は三重県の私学協会で「実験で楽しむ銀河鉄道の夜」講座でした。なぜか名古屋では抜け落ちてしまった白鳥座の海岸での発掘シーンをしっかり入れることができました。準備、後始末と皆さんが手伝って下さいました。ありがとうございました。長距離の移動は結構ハードですが、無事終わってホッと一息で柳生の里を散策。明後日は大阪で科ボ研講座です。
「この三葉虫は3億5千万年前の化石だよ。君とどっちが長生き?」という大切なシーンが先週は抜けてしまいました。お世話頂いたムラタ先生との掛け合いで皆さんの笑顔。
賢治が生徒たちと発掘を楽しんだ北上川のイギリス海岸と私が砂金採りをする大桑の貝殻橋はよく似た砂岩層で同じようなものが発掘できでます。
栃の木の樹液の蛍光を体験して頂き、先週から進化したコーヒー酸のお話を入れることができました。
柳生の里。背景は家老の屋敷?
2023年11月27日 (月)
愛知県私学協会で「実験で楽しむ銀河鉄道の夜」講座
先日(21日)は愛知県私学協会理科部会で「実験で楽しむ銀河鉄道の夜」講座でした。若い先生方のレポートも2本拝聴。先生方が熱心に意見交換されるのにワクワクしました。乳鉢を忘れて、素焼き皿で代用したり、はくちょう座での発掘シーンのパワポを入れ忘れたり、トラブルもありましたが、なんとか楽しんで頂けたようでホッとしました。皆さん、ありがとうございました。
「銀河鉄道の夜」に入る前の、銀のさびを取る話で皆さんの笑顔が。
(少し変わりましたが)2人に1組、お配りした体験セットです。
乾燥ウミホタルです。乳鉢を忘れても素焼き皿で代用できてほっとしました。発光の様子はQRコードでご覧ください。
この日仮説社から発売になった「金銀銅の不思議を探る」A5判。希望される方には、著者割でお分けしました😊。QRコードで実験を35個視聴できます。この間、皆さんと一緒に開発してきたものをたくさん入れることができ満足な仕上がり。
コーヒーの蛍光でミルキーウェイがみられます。
名古屋の講座の際に「トチノキの蛍光はとってもきれいですけど、何が光っているんですか?」という質問を頂きました。「トチノキだけでなくアオダモの樹液なども蛍光します。検索すると蛍光物質の名称も出てきますので、いろいろ調べて試してみてくださいね」とお答えしました。自分でも物質名を確認したところ<コーヒー酸(3,4-ジヒドロキシケイ皮酸)>で、コーヒーに含まれるとのことです。別のサイトに<アオダモの樹液でお絵描きをしてあぶりだしみたいに楽しめる>ことも出ていました。今朝コーヒーを飲みながら(それならコーヒーでも蛍光お絵描きができるかも?)と思いたち、コーヒーで絵を描いてブラックライトを当ててみたら、きれいに光って嬉しくなりました。さらに(コーヒーをたれビンから滴下してブラックライトを当てたら、蛍光ミルキーウェイがみれるかも?)と思い、試してみたら、これはとってもきれいです。講座に活かせないかな?キッチンサイエンス、楽しいです。
左がコーヒーでお絵描きしてブラックライトをあてたもの。右がトチノキを水につけてお絵描きし、ブラックライトをあてたもの。どちらもあぶりだしのように蛍光しています。
コップに水を入れたところにコーヒーを垂らし、ブラックライトを当て蛍光を見ています。その様子はQRコードでご覧ください。これまでのミルキーウェイは下からLEDの光を当てたときのチンダル光をみていたので、光の性質が違いますが、その違いが面白いです。
2023年11月23日 (木)
伊吹山に登ってきました。
伊吹山(滋賀県)に登ってきました。これまでは、車から眺めるだけだったのですが、名古屋に出向いた帰り道、あまりの陽気に(登ってみようか)となりました。山頂近くの駐車場から頂上までは徒歩20分。こういうお手軽登山が増えました。頂上からの白山や御岳、琵琶湖、雲海の眺めに加え、冬季閉山に入るとかで有料道路、うどん蕎麦、お土産物が半額だったことにも感激。あ、今日も半額です
。
頂上からのながめ。白山と御岳の間にも山並みが続きます。頂上まで行かなくても駐車場からでもくっきりきれい。
反対側には琵琶湖が拡がります。
雲海と紅葉&すすきに光が差してきれいでした。
ドライブウェイは半額でも1500円。天ぷらそば美味しかったです。
2023年11月20日 (月)
酸、塩基、塩で眺める世界
11.14の県立大の授業は「酸・塩基・塩」。金属を燃やすと灰になって塩基(アルカリ)へ。非金属を燃やすと煙になって酸へ。自然の中で、中和して塩になり海へ。という大きな元素の循環を、予想してもらいながら実験で確かめていきました。『銀河鉄道の夜』には宇宙での元素の輪廻が描かれていますが、かこさとしさんの『あまいみず、からいみず』もそれが描かれた作品です。授業で扱った実験を、玄関先でいろいろ再現してみました。
かこさとしさんの「あまいみず・からいみず」より。5年ほど前?小松の「そらとこども絵本館」で機会を頂いた講座がベースになっています。授業の最後に、このお話を通しで朗読しました。物質の循環をもう一歩深く扱った科学絵本があるといいな。なければ作れないかな😊。
Caの燃焼ははじけたり、垂れたりして危ないので要注意です。
「Mgを燃やすと灰?煙?」は煙ができているようにも見えるので、扱いの難しい課題です。
動画をQRコードで視聴できます。
Mgの灰を入れてアルカリ性になった水に、硫黄を燃やしてできたガスを吹き込むと中和され色を消していきます。色の変化が劇的なので、授業では驚きの声があがりました。二酸化硫黄が強烈なので授業ではドラフター内でやりますが、家では玄関の外で実験しています。
炭の煙が酸性になっていることも簡単に実験できるようにしたいのですが・・。
これも実験動画をQRコードでご覧ください。木灰を入れてアルカリ性になった水に、リンを燃やしてできたもの(P4O10)を吹き込むと中和され色が消えます。赤燐が加熱で黄燐に変わり、吹いて空気に触れると発火している様子がわかるでしょうか?
「この内容をどう教えるか」がこの日のテーマ。マロウブルーを忘れて行って困りましたが、フェノールフタレインですべて統一できて、この方がよかったみたいです。
2023年11月17日 (金)
2023年11月15日 (水)
青銅を作る実験動画をQRコードで視聴できます。
二とうしやうは きんいろメタル
三とうしやうは すゐぎんメタル
四とうしやうは ニツケルメタル
五とうしやうは とたんのメタル
六とうしやうは にせがねメタル
七とうしやうは なまりのメタル
八とうしやうは ぶりきのメタル
九とうしやうは マツチのメタル
十とうしやうから百とうしやうまで
あるやらないやらわからぬメタル。・・』



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