これって何?
実はこれはハエ採り器です。千葉県の川上先生、岩宮先生から送って頂きました。でもハエ採り器として送って頂いたわけではありません。これで水蒸気がとれるのです。この実験はみせて頂いて以来、気に入ってしまい、すぐに装置を自作して授業で使わせて頂いていました。熱したビーカーの中に一時間の間ほったらかしにしておいて、だんだん水蒸気の泡が高くまで上っていき、ついに最上部につながる間が好きです。今回送って頂いた装置も早速、補習でネタに使わせて頂きました(実験はしませんでしたが)。これは、どこに置いておいても、必ず「これ何?」と聞かれます。教室へ持って行っても「先生、それ何?」と興味をもって来ます。「これはね、ハエ採り器だよ。こうやって使う。面白いようにハエが採れる。千葉県の先生が送ってくださった。以前千葉県であった理科の研究会で、その先生が紹介されていたのを私があまりに興味深そうに見ていたので、気にかけて頂き、どこかでみつけたのを送って頂いたんだ。ありがたいね。でもハエ採り器として送って頂いた訳ではない。これは逆さまにして漏斗の部分を下にして、お湯を沸かしたビーカーの中に入れるんだ。そうすると水蒸気が集まる。管の中に水が冷たいうちは、水蒸気は上まで上がらないけど、そのうち温度が上がってくると、だんだん上まで水蒸気がくるようになり、最後にはてっぺんまできてすごく楽しめるんだ。でも水蒸気が採れたと思って取り出そうとしても、水の泡でダメ。でもそのうちこれを使ってやってみよう。」というような話しをしました。楽しいひとときでした。まだ実際に使っていませんが、プラスチックは高温で大丈夫でしょうか?
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