石川県高等学校理化教育研究大会
17日の水曜日、石川県高等学校理化教育研究大会化学分科会でレポート報告をしてきた。この場で報告するのは、4回目くらいだろうか?一番最初は20年以上前の金箔の話かな?その後、物作り、豆腐、環境等をテーマにしてきたが、今回はその総まとめで、テーマは最近おなじみの「金と豆腐と温泉の科学」である。石川は、生徒を皆で育て、教師も育つシステムが皆さんのチームワークで保たれている貴重な県である。そこで私がどのように学ばせて頂き、生徒や皆さんと関わり、そこから今何が大切だと思っているのか聞いて頂いたつもりである。来年の科教協大会についても協力のお願いをした。小松高校の出村先生の発表「授業に役立つ化学の話題」は、金属樹の製法等が興味深かった。出村先生の発表はいつも実験が豊富で、知的な好奇心に満ちており、しかも謙虚なところが素晴らしいと思う。東雲高校の寺澤先生の発表「エタノール含有ガソリンについて」も、ガソリンに様々な濃度でエタノールを混合して実際にエンジンで燃焼させてみるというもので、物に依拠しているのがとてもいい。やはり色々な方の取り組みに 触れるのは勉強になる。なんとか科教協大会でも発表して頂きたいもので、そのようにお願いした。この会も参加者が少なくなっているのは、現場が多忙化しているためだろうか。私も今日のため授業を振りかえ、後日の授業等がたいへんになった。 お世話して頂いた皆さん、ありがとうございました。
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