片山津ブルーガラスの再現を目指して
<片山津にはその昔4世紀の弥生時代、出雲に匹敵するような玉造集落があった。ここで作られていたのは管玉。昭和35年くらいから発掘調査が行われ、文献にもまとめられた。ところが現在その跡地にはなにも残されていない。大変残念なことだ。>これは、8月に片山津で科教協大会の会合を開いた際、商工会の枷場さんから伺ったお話である。その文献を調べてみると、出土品は主として管玉であるが、一部にガラス玉、鮮やかなスカイブルーガラスとある。これに興味をそそられた。今年の科学部の研究発表の一つに、高羽君の研究「金属箔粉を用いたガラスのイオン着色」がある。科学部では伝統的にトンボ玉を学園祭等で作成しており、今年は東山のお店「じゃらじゃら」の三の上さんに学校まで来て技術指導して頂いた。その際に三の上さんに「銀箔をトンボ玉に入れると黄色~緑色になりますよ」ということを教えて頂いた。金属箔なら本校には色々な種類(16種類)がある。これを片っ端から入れてガラスの着色ができないか試してみようということになっていた。これに「片山津ブルーガラスの再現を目指して」という副題をつけて出土品の再現ができないだろうか。場合によっては、ガラス細工として街興しにつなげることができないだろうかといったことが頭を駆けめぐった。まず出土品の鮮やかなスカイブルーガラス玉なるものを、この目で確かめてみたいところである。ところが、色々問い合わせても実物が見つからない。収蔵先不明とは、おかしい話であるが、仕方がない。ところが色々調べているうちに、ブルーガラスは、片山津遺跡のあった4世紀頃はたくさん作られていたようであり、九州を中心に全国の遺跡からたくさん出土しているのである。着色物質は銅。石川の同時代の遺跡からも、スカイブルーのガラス玉は出土しており、これなら閲覧可能なこともわかった。そこで、ガラスの研究をやっている高羽君と一緒にブルーガラスが収蔵されている加賀市歴史民族資料館と小松市の埋蔵文化財調査室を見学させて頂くことになった。さて、実物に対面し、手にとって光にかざしてみると、小さいながらも、とてもきれいで魅了される。鮮やかなブルーで、1500年も経った物と思えない。写真撮影も許可して頂いたが、ここでは紹介できないのが残念である。なんとか非破壊分析して成分を確定したいものであるが、それができなくても、これでブルーガラス再現への意欲が高まった。(かな?高羽君)
| 固定リンク | 0


コメント
お久しぶりです!!
今日さくだくんが大学に遊びに来てくれたので原付で2人して警察に2秒で捕まった長谷川です。
先生元気そうですね☆
なによりです♪
また、高校に遊びに行きます!!
投稿: 僕です!! | 2007年11月26日 (月) 22時56分
長谷川君、なにやら危ないですね。もう子どもでないのですから、気をつけて下さいね。遊びに来てくれるのを待っていますよ。
投稿: 管理人 | 2007年11月29日 (木) 15時22分