お互い先生方式の授業
今週土曜日からは、後期中間の定期考査が始まる。この間の授業内容の定着を図りたいところだが、今時の生徒(昔からそうなのかもしれないが)は、他人が当てられているときは、自分には関係ないと思ってしまうのか、同じ問いや説明を、何回もすることになってどうにも要領が悪い。しかも意外にわかっていない。そこで、練習問題を配付し、<お互い好きな2人でペアを組んで教えあい、お互いテストをしてみなさい。相手が理解したかどうかには、お互い責任を持ち、練習問題には、自分の名前と相手の名前を責任者として併記しなさい。>とやってみた。ペアが見つからない生徒は挙手させ、私の方で相手を探した。場合によってば3人組とした。2人でわからないときには、私が説明をし、同じ説明が続くときは、中断して全体説明に切り替えた。さて、こうしたところ、急に教室が活気づいた。全員がとにかく意欲的に取り組んでいるのである。気の合う相手だと「わからない」と言いやすいらしい。あっという間に1時間が過ぎた。これを2時間やる予定だが、これで今回の試験の成績は少々期待できるのかな?
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