安房科学塾
これで何回目の参加になるのだろうか。今年も毎年12月28日~29日に千葉県館山市で開かれる安房科学塾に参加してきた。昼の2時から夕食をはさんで夜の2時過ぎまで議論や実験をやり、次の日は朝7時からもう実験講座が始まるというハードスケジュール(私は当日夜1時過ぎまで年賀状書きをし、2時間ほど寝て、ほぼ10時間の運転のあとの参加なので極めてハード)なのだが、誰に強制されているわけでもない楽しい会である。誰かが「刺激が強すぎる」といっておられたが、まさにその通りの発表が続く。私も科学部の4研究を持って行った。石本瑛理佳さんの金の析出の実験は12月23日の発表会のビデオを皆さんに見て頂いた。東京大学の鍵先生に「東大生より発表が上手」などと言って頂けた。それなりに刺激的だったのかな?科学部の活動と高校大学の連携等、我々の課題と共通する部分も多く考えさせられた。会を支えてこられた盛口先生が80才でいまだに渋谷幕張高校の科学部を指導しておられ、その研究が今年の日本学生科学賞の全国2位。今この会を準備して頂いている野曽原さんの安房高が全国の3位。賞を目指しているわけではないが、自分たちの実践の意味をしっかりとらえるためには、この場の議論は極めてハイレベルで有意義だなと思った。ところで、今年は12時過ぎに持ち寄りの酒がつきてしまった。二日酔いにならずに済んで、よかったのかも知れない。来年もこの会を有意義に迎えられるといいなと思う。
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