カレー焼きそばで酸塩基
2年生の酸塩基も<中和でできる塩の水溶液の性質>となった。ここでやってみたのが、カレー焼きそば。Rika Tan2007.5月号の記事<美味しいカレーソース焼きそば実験山田 善春>をもとに、<炭酸ナトリウム(かんすい)が塩基性を示すこと><「それはカレー粉のターメリックに含まれる色素クルクミンが指示薬になっているためであること><確認のため炭酸ナトリウム溶液にターメリックを加えても黄色からオレンジ色変色すること><粉末ソースの酸で中和され色が元に戻ること><同様に食品に加えられる酢酸ナトリウムも塩基性を示すが、炭酸ナトリウムほどではないためターメリックを加えても色が変わらないこと>等を実際にカレー焼きそばを教室で作り、試食してもらいながら説明していった。比較のためなじみの深いフェノールフタレインの反応と比較しながら進めた。ターメリックの量次第で焼きそばはかなりの赤色になり、粉末ソース(酸性)で黄色に戻るのが楽しい。しかもこれが美味しいのである。担当する5クラス全部で楽しむことができた。写真は変色前、ターメリックをかけた後、粉末ソースをかけた後、試食の4枚。
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コメント
岩宮さん、コメントありがとうございます。調味料とういとグルタミン酸ソーダですか?それは酸性ではないと思うので、石けんの色は戻らないと思うのですが、どうでしょうか?この実験でカレーを使った鍋を石けんで洗うと赤くなるということを卒業生から聞きました。色々拡がって面白いです。大会の宿舎は確保できそうですか?7月18日?に片山津に大江戸温泉物語という一人でも宿泊できる格安旅館がオープンします。ご参考までに。ではまた。
投稿: 管理人 | 2008年6月13日 (金) 11時45分