温泉と鉄細菌
科教協委員会の翌日、妻の姉夫婦と合流し、4人で万座温泉に出かけた。昨年ふらっと立ち寄っていい印象だったのと、そこをベースに山歩きが出来そうだったからである。野反湖、芳ケ平湿原、白根火山どれもとても好かった。りんどうがきれいだった。しかし硫化水素の臭いは強烈で、ここの温泉に入ると硫化水素臭が一日とれない。これで健康被害はないのか?と思うが、どうなのだろうか・・・。帰り道、湯田中温泉に立ち寄った。昨年訪れたとき、温泉湯出口に硫黄華?を採集するかごが下げてあり、この中に鉄細菌のコロニーとおぼしきものがたまっていたことを思い出したからである。2年生の授業で鉄を扱う際に、これから鉄を検出できたら面白いと思っていた。さて、いざ訪れてみると、昨年より量は少ないものの、それとおぼしきものが、たまっている。受付のおばさんに頼んで採取させてもらった。持ち帰り、ヘキサシアノ鉄酸カリウム(Ⅱ)を滴下した写真がこれ。白いコロニーの中に、青く着色された鉄(Ⅲ)の濃集が見られるのが面白い。授業と科学部両方で活用したい。
マンガンバクテリアもセットにすると面白いのではないかと思っている。
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