黄金の国ジパング展
科教協委員会に出席する前に上野の国立科学博物館で開かれている「黄金の国ジパング展」に足を運んだ。8月から開催されているのだから、そんなに込んでいないだろうと思っていたが、特別入場口があり、見学者が多いのにびっくりした。日本人(人間)は金が好きなのだなあと実感した。展示は、自然金の展示を興味深く見た。金のサイエンスの展示方法に関心があったのだが、「インゴットを手で持ってみる」「金蒸着の紫色の蒸気」等の他はめぼしいものがなかった。これならもっと楽しく意味のある展示ができるぞと思い、「金沢・金の科学館」設立への思いを強くした。金ニセ金パック、金属箔の周期表、金赤ガラス、金の様々な溶解方法と回収方法、これらすべての体験コーナーの設置、金赤七宝焼き、金沢の砂金の歴史と今、金と微生物、等々のサイエンス等、金を金属一般の中で、金沢という視点を入れて、<金沢ならではの、地域に根ざした体験型テーマミュージアム>を作りたい。<きっとできるぞ>とちょっと心が躍った。
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