<なにをしたかではなく、なんのためにしたか>
映画、「剣岳点の記」の中にでてくるセリフである。午前中は学校の映画鑑賞で「ハリーポッター」を見たのだが、どうもこのようなタイプの娯楽映画が楽しめない。そこで夕方、かねてから見たいと思っていた「剣岳点の記」をみにでかけた。こちらの方は、とても面白かった。「修験行者」「日本山岳会」「陸軍」「陸地測量部」等の登頂に対する、色々な考え方が語られ、考えさせられる。山岳風景もとてもきれいだった。ところで、タイトルに記した<なにをしたかではなく、なんのためにしたか>は映画中で2回語られ印象的である。以前どこかで聞いたことがあったが、それは映画「雨あがる」の中であることに気がついた。監督か原作が同じなのかなと思って調べてみたが、そうではなかった。今回の方が説得力を感じたが、どうして同じ言葉が違う映画、違う監督、原作者の中で語られるのか気になる。どなたかご存じないだろうか?
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