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2009年7月 8日 (水)

スーパーサイエンスハイスクール研究授業

今日は、2時間授業をした後、小松高校で開かれたスーパーサイエンスハイスクール公開研究授業と検討会に出かけた。浸透圧の実験をセルロースチューブを用い、班ごとに測定する内容だった。セルロースチューブの具合が悪く(製品にムラがあるのだろうか?)うまくいかない班が多かったが、生徒達は楽しそうに実験に取り組んでいた。地学、生物、化学等が協力して授業を年間構成していくのは、大変だろうなと思った。ただし、ときめきサイエンスというタイトルの授業として、浸透圧が溶液の濃度で異なるということを班ごとに時間で測定し、データをとるという実験がふさわしいのかについては?である。スーパーサイエンスハイスクールというシステムについても、科学教育についても色々考えさせられた一日であった。授業参観のあとT先生と科学部の研究内容について、お話をする機会が持てた。かねてから見たいと思っていた金葉を見せて頂いたが、きれいなものだった。溶液の濃度、陽極の材質、結晶の観察法等について意見の述べさせて頂いたが、これは金沢高校でも取り組みたい実験である。競合ではなく協力してやれないかなと思う。お忙しい中ありがとうございました。

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