金箔で日食観察
あいにくの曇りで、日食もだめかな?と思っていたが、時間になると、皆さんが何かよいフィルターがないか探しに理科室に現れるようになった。色々聞かれ、せっぱつまって思いついたのが、金箔をフィルターにすること。うまくいけば、金の透過光でブルーな日食が観察出来るかもしれない。フィルターの安全論議が盛んだが、雲がちょうどよいフィルターになってくれていて、肉眼でも日食が見える状態なので、金箔フィルターを試してみた。ところが、これが大成功!ポリエステルフィルム付きの金箔ポリ袋に入れ、木枠の箱に貼り付けたのだが、ブルーの三日月型太陽がきれいに見え、(写真はきれいにとれなかったものの)観察した人からは一様に「すごい!きれいー!!」という歓声が聞かれて大騒ぎになった。ところが別の方法も表れた。厚手の白色プラ袋を用いるというもので、体育科のH先生のアイデア。こちらは太陽がオレンジ色に欠けて見えてとてもきれいだった。フィルターは黒と思いこんでいるところに、白色フィルターというのが面白い。こちらは写真もばっちり。金箔と合わせ、カラフルな日食観察を皆で楽しむことが出来た。しかし、もっと早く考えつけば金沢金箔の大宣伝になったかもしれないのになぁ。
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