瞬間電気ペン染色
先にも触れたが、これは今年の科教協ナイターで京都の杉原和男さんが、紹介されたものである。<紫キャベツ(アントシアニン)液を染色液に、金属をペン型にして陽極にすると、金属が溶けてアントシアニンの媒染剤になり、鮮やかに発色して布に文字が書ける。金属の種類により、発色が異なる。>というもので、見た瞬間、これは今年の科学部の個人研究のベースになるということが思い浮かんだ。幸い昨年の研究の延長線上になり、この研究に取り組んでもいいという部員がいてくれて嬉しかった。今日の午前中は、この研究を含め、お盆過ぎから本格化する個人研究の素案の下調べに忙しかった。皆、やってみたいことが違うので、部員が多いと結構見通しをつけるのが大変である。生徒まかせでいいものもあるが、ほとんどはそうはいかない。しかし、私にとって、こういうのは超充実のひとときで、山登りよりずっとわくわくする。インターネットで得られる一定の情報を元に文献を探り、図書館で資料を入手したりしたが、ひょっとすると今年は7研究になるかもしれないなぁ。
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