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2009年9月30日 (水)

塩化ナトリウム溶液に塩化水素で溶解度積

3年生、化学Ⅱは平衡定数で溶解度積をやっている。計算もややこしくイメージしにくいが、何か実験をということで、飽和食塩水に濃塩酸を滴下し、塩化ナトリウムが析出する実験を入れてみた。ところが、ゆらっと塩化ナトリウムが析出するものの、すぐに消えてしまう。塩酸が入るので溶液の体積が変わるためと思われる。今度は気体の塩化水素を入れて見ることにした。前日に予備実験をいくつか行ったが、これは

・塩化水素の発生をどうやって行うか?

・塩化水素を入れる管の先を飽和食塩水にいれてはいけない理由は?

等、考えさせるといい課題がいくつかある。失敗すると大変なことになるポイントでもある。

予備実験をして、ポリ袋に塩化水素を集めてはどうかと思い、やってみたが、1時間目は、こ塩化水素のガス漏れを起こし、大変困った。生徒からはポリ袋に入った塩化水素が飽和食塩水の試験管に入らず、漏れて私にかかっているのが、見えるようで、「あぶないよぉー!」とかいわれる状況になってしまった。体にもとてもよくない。3限目はもう少しうまくやれて析出の様子もよく見えたがまだまだ改良の余地あり。しかし、気持ち悪~!!

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