ごま油とマロウブルー
最近、寝ても覚めても授業や部活のことが頭から離れない。授業参観を受け入れたこと、12月の生徒研究発表会が近づいていること、3年生の成績向上などの外的要因が大きいが、そういうものがないと長年の授業から変化できないのがよく実感できる。しんどい面もあるが、充実感もあり、なかなかこの状況が気に入っている。さて3年生の脂質の授業で、ごま油の抽出がやりたくなった。かなり前のことになるが、ごまをすりつぶしエーテルでごま油を抽出したらとてもよい香りがしたことを思い出したのである。エーテルはあまり使いたくないが、あの感激を味わって欲しいほうが勝ってしまった。昼ご飯を食べた後、ごまを持って学校で出かけた。いそいそと乳鉢でごまをすりつぶし、エーテルを注ぎ、ドラフターでエーテルを蒸発させたが、なぜかごまの香りが残らない。なぜだろう?ごまは煎ったほうがいいのだろうか?白ごまでなく黒ごまのほうがいいのだろうか?とにかくこの実験は明日またやり直しである。マロウブルーはリカタン1月号の原稿準備である。科学部のみんなと色々実験をし手煎るうちに泉丘の垣内さんから頂いたマロウブルーがなくなってしまった。売っているところをネット検索で探してみたところ、金沢の近くでは宮子農園というところで売っていることが判明。農園ならついでに種か苗を買ってこようと思ったが、売っていたのはハーブティのみで、種等は入手できなかった。マロウブルーは20gで1000円近くもした。こうなるとなんとか入手して庭に植えたいものである。また新たな展開がありそうかな。
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