キッチンでニセ金つくり?
科学部の研究の一つとして、先にも紹介した山形の鹿野さんの高速亜鉛メッキの実験をやっている。この実験は、世の中のお母さん方の興味をいっぺんに引きつけるタイトル?「キッチンでニセ金つくり?」とでも言った方がいいくらい、簡単な素材で、銅を銀色から金色に変えることができる素晴らしい方法である。鹿野さんの方法は電源に手回し発電機を使うが、場合によっては9V乾電池等を使った方がきれいにメッキができる。今回は10円玉を銅のホイルに押しつけて型を取り、9V乾電池を電源にして銀色、その後、ホットプレートで加熱して金色にしてみた。しかし、銅のホイルを銅線にした場合は、9V電池では強すぎ、手回し発電機の方がうまくいった。次は落ち葉からアルカリ液を作り、より簡単な装置にすることを目指したい。阿子島テルミットも改良が進み、ついにアクセサリーにまですることができた。これも、より簡略、安全化をめざす。、京都の杉原さんのメダカの実験に興味を持った部員、磁性の研究にこだわり続ける部員もいて、皆それぞれだが、とても活気があっていい。皆で開発しながらも、一つ一つの素材に専門担当の部員がいる。楽しみながら、いつの日か、北海道の旭山動物園のような専門家集団になれればいいと思うが、どうだろうか?遊びの中にこそ本質が潜んでいる。
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