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2010年2月 4日 (木)

高速亜鉛メッキ

山形の鹿野さんが彼の科学部の生徒さん達と研究、考案されたこの実験。銅板を亜鉛メッキし、加熱で金色(真ちゅう)にするというもので、これまでのものは水酸化ナトリウム溶液に亜鉛を溶かし、ガスバーナーで加熱して金色にするのが一般的だった。それを炭酸カリウムというずっと安全な試薬(草木灰でも可能とのこと)とホットプレート、電源として手回し発電機等という手軽なもので可能にしたところが素晴らしい。簡単にニセ金色ができるのである。科学部は今週はお休みの予定だったが、「すこしならいいか」と、この実験を提案してみた。会議でしばらく中座したが、6時頃、様子を見に行ったらほとんど全員そろっているのでびっくりしてしまった。明日は模試などというと、他のことがしたくなるというのは失礼?な見方かな・・・・。私は明日も会議が続くのだが、彼らのエネルギーに期待してまかせてみようかと思う。どうなるか楽しみである。今日は自宅に、銀の結晶用の銀板も届いていた。こちらも明日から活躍してもらうとしよう。

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