ベテルギウス爆発
私が大好きな冬の星座はオリオン座。地球から430光年の距離にあるこの星座の左上を占めるのが、赤色巨星ベテルギウスだが、なんとこの星が大爆発で消滅する兆候があるという。その時期は明日かもしれないし、2万年後かもしれないとのこと。その時ベテルギウスは満月ほどの大きさと明るさで3ヵ月も光り輝き、星にしては短い850万年の命を終えてブラックホールになるという。壮大な天文ショーだ。それが明日起こったとしても、実は430年前の出来事だというのも興味深いし、その瞬間はぜひ見てみたい。大好きな星座の形が変わってしまうのは寂しいが、新しい形を空想しながら夜空に線をなぞってみるのも楽しい。永遠に思える星の輝きにさえ、突然の終わりがくる。人の命もあっという間だが、星との違いは、自分の意思で一生を作っていけるということだろう。というようなことを、先の栗木さんの話へとつなげて授業でも生徒に話したりしている。先日、私と3年間化学の勉強をしてきた生徒がK大学の推薦入学試験を受けた。<理科の教師になりたい>ということで理科教育を受けたのだが、面接で「最近、興味を持った科学の話題はなんですか?」と聞かれ、このベテルギウスの話をしたそうだ。無駄話のように思えることが役立つこともある。その効果があったかどうかは定かでないが、先日<無事合格>の報が入った。これからも色々なことに興味を持って取り組んでいい先生になって欲しいと思う。理科教育の話題を一緒にできる日がくることを楽しみにしている。
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