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2010年3月16日 (火)

閑谷(しずたに)学校

備前陶芸美術館と時を同じくして訪れたのが、<閑谷学校>である。ここは江戸時代に建てられた、日本最古の庶民のための学校というところに惹かれた。以前金沢にあった江戸村のような細々としたものを想像していたのだが、全く違った。閑静な山間の広々とした敷地に、壮麗な建物がいくつも建ち並んでいる様に驚いた。講堂をはじめ、ほとんどの建造物が国宝や重要文化財に指定されているとのこと。旧岡山藩直営ということだが、武士のみならず、農民の子や他藩の師弟まで受け入れた当時の藩主池田光政の想いをもっと詳しく知りたい、恩師故山住正巳先生の解説が聞きたいと思った。暖かい日差しの中、のんびりした一時をしばし過ごすことができたが、勉強するなら、先達の広くて 熱い想いの感じられる、こういうところでさせてあげたいものである。

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