電池
2年生は酸化還元で電池に入った。金属はすべて還元剤、金属イオンはほとんど酸化剤で、強弱の順に並べたのがイオン化傾向。「覚えましょうね!」となる。今日は実験室で、ダニエル電池(Zn還元剤、Cu2+酸化剤)、ボルタ電池(Zn還元剤、H+酸化剤)、このボルタを還元剤を色々変えてOHPに電流計を映し出し、測定してみた。「最強の還元剤は?」と聞くと、「リチウム!」と即返ってきて嬉しい。「まず、Znだと・・・0.9Vかな?「次はマグネシウム還元剤でやってみようか?これだと・・1.7Vかな?」(おーっ!という歓声があがる)「ではリチウムね。さてこれだと・・・3Vを超えて振り切るね!さすが!リチウム電池はすごいね」(これも、おーっ!という歓声があがる)。乾電池を分解したもので測定するとちゃんと1.5V出てくる。そもそも黒鉛の電極がスポッと抜けるのが面白いらしい。「酸化剤最強は金イオンなんだけど高価なのでまず使わない。実験ならやれるけど・・・」ということで水銀電池、銀電池にも話を進める。明日は鉛蓄電池だが、電池は色々面白い実験ができ、理論を確かめながら進められるのが気に入っている。
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