脱酸素剤って?
この間の記事についていくつかコメントを頂いた。とてもうれしい。その中でトッキーさんから「脱酸素剤の仕組みを教えて」というものがあった。質問もとてもうれしい。で、脱酸素剤は、鉄粉が酸素と結びつく力を利用して食品の袋の中から酸素を除くという仕組み。密封されている冷やし中華のような食品の袋なら、あんな小さな脱酸素剤中の鉄粉でも結構長期間、酸素を除けるのだろう。トッキーさん、三菱ガス勤務の息子さんにも聞いてみて教えてください。ところで、同じ仕組みを利用しているのがホカロンのような化学カイロ。どちらも鉄粉と酸素の反応である。これに関して、今でも気になっている実験を一つ。鉄粉をガスバーナーに入れると、線香花火のようにきれいな火花がでる。これを「鉄粉が酸素と反応している」と理科のサークルで話したら、「それは鉄粉が加熱されて光っているだけじゃないの?」といわれたことがある。でも未使用のホカロンを開封してガスバーナーに粉末を入れると線香花火のようになるけど、使用済みホカロンだとあまり光らないですよ。だから、やっぱりあれは、鉄粉が酸素と反応していると思うのだけれど・・・ね。この実験、脱酸素剤でもやってみよーっと。
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