理科教師の金の卵
卒業生のHさんが来校。現在、彼女は将来の理科教師を目指し勉強中の大学2年生。1時間ほどお話したが、とても興味深いお話がたくさん聞けた。「自分は、理科の先生であるお父さんに連れられて、子どもの頃から色々な科学実験講座に参加してきた。今それが理科教師を目指す大きな動機になっている。大学に来てみて、理科の教師になりたい学生っていうのはみんなそんなだろうなと思っていたら、それが違う。そもそも皆、実験をほとんどやってきていないし、楽しい実験もあまり知らない。受験理科が得意だったのが理由というのが多いかな?」という状況らしい。「小さいときからそういう楽しい体験ができてよかったね。貴重な存在だから、ぜひ頑張って理科教師になって、サイエンスの面白さと力を皆に伝えてね。」というお話になったが、実験好きの理科教師の卵が、まれな存在(金の卵?と言う言葉があったな・・)なのか気になるところである。多分今が特別そういう状況というより、昔からそうなのかもしれないな。Hさん、色々楽しい世界を広げて、またお話に来て下さいね。
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