後期のクラス会長はTKHR君
今日のHRで後期クラス役員の選出をやりました。1の6の後期クラス会長は、前期のHRSK君から、TKHR君にバトンタッチ。HRSK君ご苦労さんでした。がんばりましたね。さて、TKHR君よろしく!!1の6のまとまりの鍵を握っているような気がします。とても楽しみです。
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<砂鉄からナイフを作る>は、難航していた仙台産砂鉄での鉄塊の作成に成功したものの、たたいてもそれが延びないという課題に直面した。ついには、たたいているうちに割れてしまった。阿子島さんに直接聞きたいという。これはすばらしい。<反磁性>は、磁性の影響か、静電気の影響か判断が難しいところをクリアできるかにさしかかった。<ゾウリムシ>は実体顕微鏡での動画撮影。<白金>は、箔での水素酸素の爆発が難航している。<銀錆電池>はモーターを回すことが課題。たぶんこれは電流が不足している。<マンガンバクテリア電池>は、炭素電極に二酸化マンガンが付着している場合としていない場合の電位差の測定にさしかかった。今日は、昨日に比べて歓声の少ない一日だった。でも、それが普通なのですよ。
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今日は、①ゾウリムシ、②砂鉄からナイフ、③銀と白金、④マンガン微生物電池、⑤磁性で物質を見分けるの5研究とも進展があり、活気にあふれた部活となった。複数が活性化すると、他も負けないでがんばろうという気持ちになるらしく、相乗効果で益々いい感じになっていく。来週火曜からは試験一週間前で部活は停止。それまでにどこまで進めるか、楽しみなところである。
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2年生の化学Ⅰは非金属をやっている。毎回のことだが、この分野は塩素、二酸化硫黄、硫化水素、塩化水素、アンモニア、そして今日の窒素酸化物と、体に悪いガスのオンパレードになる。以前に比べ、ずいぶん注意を払ってはいるものの、微量のガスを吸入してしまうことがよくある。今日も、銅と希硝酸で発生させた一酸化窒素をポリ袋に集める過程で漏れが生じ、二酸化窒素が出てしまった。たいへん気持ちが悪い。私はともかく生徒に害が及ばないようにしないといけない。
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化学Ⅱの授業がいまいち楽しくない。3年生のこの時期になると化学Ⅱが(場合によっては化学Ⅰも)受験に必要なくなる生徒が多数でてきて、授業に集中してこない。受験には必要だが、志望校と実力との差が大きいことを模試などで思い知らされ、元気のない生徒もいる。どのように授業を展開するのかが、非常に難しい。集中しない生徒に注意しているうちに、どんどん雰囲気が悪くなってしまう。今日の2時間目がそうだった。これは、こちらも気分が悪い。そこで覚悟を決めて、今後は楽しいことをもっとたくさん入れることにした。幸いに、化学Ⅱは<生活と物質>という単元に入る。べっこうあめ、せっけん、ガラス細工、ブロンズ(青銅)つくり、ナイロン、PET、藍染め等、できる限りの素材を入れて楽しくしていこうと思った。そう思って4時間目の化学Ⅱに、先に紹介したネオジム球を持ってのぞんだ。この気分転換一つで?雰囲気が変わった(ような気がした)。授業でも<楽しくやる宣言>をしたが、がんばりたい。
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ひも状タンパク質と球状タンパク質をイメージするのに、手元にあったネオジム球と鉄球のセットを使うことを思いついた。今年の科教協大会で滝川洋二さんから実費で分けていただいたものだ。確か運動エネルギーの保存?の実験に紹介されていたモノを面白いと思って購入した。これを、鉄球とネオジム球を交互に並べてつり下げていくとひも状タンパク質のイメージ、固めてしまうと球状タンパク質のイメージに使えそうだと思った。さて、これを授業で紹介する際、黒板のレールに球を並べて直線にしていたのだが、突然、端の一個がはじき飛ばされるという現象が起きて驚いた。球が直線になっている端にネオジムを付けていたのだが、そこにもう一個のネオジム球が吸い寄せられて衝突したのである。ネオジムの反対側の鉄球がすごい勢いではじき飛ばされた。動画で紹介できないのが残念だが、とても面白く、その後生徒達と色々楽しんだ。滝川さんが紹介していたのは、この実験だったことを思い出した。
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昨夜、書こうかどうしようか迷ったのだが、お弁当箱を直しに預けた際、すてきな<2段重ねのお重>が陳列されているのに目がとまった。飛騨高山でも確か売られていたが、高くて、買うのは断念していた品だった。それが、その時の半額で並んでいる。同行していた妻に「半額だよ。」と言ってみたが、「置き場所がないよ。年に何回も使わないし・・・」と言われてしまった。しかし、お弁当箱が直るまで一ヶ月、その間プラスチックのお弁当箱で我慢するのは味気ない。諦めきれず「孫が大きくなったら、これにお弁当を詰めてハイキングに行こうよ。本物の食器を大切に使うのは大事だよ。」といってみたら、なんとOKがでて、購入することができた。今日からしばし、この<お重>がお弁当箱になる。2段重ねのお弁当を望むつもりはもちろんないが、とてもリッチな気分のお昼だった。
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ここ3年くらい愛用していた春慶塗(飛騨特産の漆塗り?)のお弁当箱の漆が少々はげてきた。飛騨高山で少々塗りムラあり?で半額で売っていたのを思い切って買ったのだが、確か8000円位した。(塗り直してもらえないかな?輪島塗でもいい物は塗り直してもらえるらしいし・・)と思い、製造元に電話していたが、通じなかった。このお休みに乗鞍へ出かけたのだが、往きがてら製造元の飛騨春慶館を訪ねてみた。朝の8時前だったので(お店が続いているか、確認できればいいや)というていどの気持ちだった。ところが、バタバタの廃屋?(ごめんなさい)のような建物に足を踏み入れてみると、ある人とばったり出会い、お話してみると、まさに私のお弁当箱を作られた作家の方だった。事情を説明したら「塗り直せますよ」ということで、色々お話も出来てよかった。今、春慶塗を塗りなおせる人は二人しかいないそうで、費用は3000円位かかるらしいが、「半額でも8000円もしたので買うより安いし、いいものは大切に使いたいし、直してもらえて嬉しいです」とお伝えした。ところが「えっ?それってほとんど定価ですよ。ここは製造元なので、更に3割引ですよ。今度お店に言っておきます」とのこと。飛騨の土産物屋さん!なにも知らない観光客相手にそんな商売をしないでくださいね!!塗り直しが終わって戻って返ってくるまで1ヵ月くらいかかるらしいが、とても楽しみである。
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こういうタイトルの不思議な研究会が石川の私学組合の会にある。昨夜はその会だった。なんと今回で59回目だが、本校のDN先生に発表をして頂いた。短くて端的な発表がとても心地よくその後のお話が盛り上がった。普段言えないようなことが、本音でお話できるのはとても大切だとあらためて思った。次回は記念すべき60回目、レポーターは本校のDB先生。今日も色々飾らないお話が出来て良かったが、次も楽しみにしている。皆さんでステキなひとときを過ごせ幸せだった。
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これまで、硫化物の授業では、ムトーハップの溶液を使うことが多かった。ところが、ムトーハップは自殺騒ぎの余波で発売中止。最近使ってみたのが、硫化アンモニウムだが、これはとても臭い。先日、東急ハンズで銀の腐食液を見つけ、これを使うことも考えた。しかしムトーハップは硫化物以外にも色々なものが含まれているため、沈殿の色が想定外になったりする不都合も生じていた。銀の腐食液も同類かもしれない。そこで今回使ってみたのが、硫化ナトリウム。腐食性、潮解性等、大丈夫かな?とも思ったが、いざ使ってみると硫化カドミウムの黄色、化マンガンの薄桃色、硫化亜鉛の白、その他の黒と、きれいな発色が見られてとてもよかった。銀の黒化は、濃度が0.1molでは薄すぎたのか、いまひとつだったが、今後の工夫次第で大丈夫だろう。硫化物一歩前進かな。
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先日お伝えした森山まり子さんの講演会に行ってきました。科教協大会のときとまた違った内容のお話で今回もとてもよかったです。分析だけをして講釈をするのでなく、実際に動きを作っていかれているところが、素晴らしいです。会場も一杯で、石川にも<熊森>に共感する人がたくさんおられる事が分かり、これも心強かったです。ただ、昨夜の飲み過ぎがたたり、頭がガンガンする状態で聞いてしまったのがもったいなかったなあ。
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仮説実験授業の授業書「不思議な石・石灰石」をここまでたくさんのクラスでやりました。ここによく書いていますが、「むすべん」に使う発熱体を100個追加購入したくらいです。その授業で、小学校でも仮説を体験している松島君が大活躍をしました。そんなに発言するわけではありませんが、とってもいい意見を静かに、言い<へー?>と思わされることがよくあるのです。彼は小松仮説の会のメンバーである貝田さんの教え子です。彼には授業で驚かされることが他にもいっぱいあります。石灰の授業ではありませんが、昨日硫酸の製法の製法で、「わざわざSO2をSO3にしなくても(接触法といいます)SO2をオキシドール(H2O2)に入れればいいんじゃないかな?といいました。「なんでそんなこと思いつくの?」と聞いたら、「式を考えたらそれでもいいんじゃないかと思えた」そうです。点数はそんなにとる子ではないのですが、すごいと思いました。その方法は本当にあるのです。爆発の授業をしたら、「貝田先生が、同じようなことしてくれた。楽しかったー」といいます。私にはてもうれしいできごとなのです。
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極地方式の授業プランの中に<タンパク質はどこにでも>というのがある。色々な食べ物の中(食べ物以外も扱っていたかな?)にタンパク質が含まれているのを、ニンヒドリン反応で確かめようというもので、化学Ⅱがアミノ酸、タンパク質になると必ず扱っている。今日も教室へお弁当を持って行き、色々試した。まず、アミノ酸のグリシン、アラニンを試し、糖のマルトース、ラクトースは示さないことを試し、今日のメニューから①ごはん②炒り卵③さつまいも④ゴーヤ⑤レタスと進んだ。ご飯や芋にはデンプンしかないだろうと思っていると、紫色になり、野菜にはないだろうと思っていると、ゴーヤもレタスも紫色になって、タンパク質、アミノ酸を含むことが分かる。写真は左から、ごはん、ゴーヤ、サツマイモ、レタスである。意外性があってとても気に入っている授業で、今日も楽しめた。
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この夏に聞いた講演の中で、最もよかったのが、科教協大会での日本熊森協会の森山まり子さんの講演だった。いつか石川にも来て講演して頂きたいと思っていたが、なんとこの9月23日(木)に会場:松任市民交流センター5F、石川熊森協会主催で、1:30から彼女の講演会が行われることが分かった。ネットで<森山まり子>で検索してみたら、次のようなことが書かれていた。
日本熊森協会は、開発・拡大造林・地球温暖化・酸性雨などにより猛スピードで劣化していく我が国の奥山を、全生物と人間のために保全・復元しようと、森の最大獣であるクマをシンボルに活動を続けている完全民間の実践自然保護団体です。国を動かす100万人の会をめざしています。
会長講演要旨
祖先が手付かずで守ってきた「奥山」の自然林は、戦後の国土総合開発計画や拡大造林政策、道路、スキー場建設などにより荒廃し、野生動物たちは、すみかとえさ場を失った。空腹に耐えかねた動物たちは、生きるために人里に出てきて農作物をあさるようになり、有害獣として駆除され続けている。地元の人たちもまた、増える獣害に悲鳴を上げている。 しかし、大型野生動物たちと、かれらが造る豊かな森を残さなければ、私たち人間もまた、生き残ることはできないのだ。
※会長に仕事が入り過ぎており、現在、新規講演申込は受付けておりません。
つまり、今講演を依頼しても受け付けてもらえないような状況でこの講演が行われ、一般は事前申し込み1000円、当日1500円、高校生以下はなんと無料なのだ。ちなみに、この数日前に兵庫で開かれる講演会は一般2000円、高校生1000円となっている。しかもこの講演料はすべて熊森の保護に寄付されるとのこと。私はもちろん聴きに行くが、ぜひたくさんの方に聞いて頂きたい講演である。
連絡先は0761-23-3670 日本熊森協会石川支部
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今日は、姪の結婚式の日。ついこの間生まれたような気がするのに、月日の経つのはあっという間なのを実感するひとときでもあった。会場は森本の<ぶどうの木>で、レストランウェデングだが、お料理もお酒?も美味しく、ステキな披露宴だった。二人の幼い頃からのスライドは新婦の父の力作だが、私の祖母や父つまり姪の曾祖母や祖父(どちらも故人)も登場していて、二人が命の連鎖の中にいることが感じられ、とてもよかった。さてお料理で気になったのが、色つきの丸い粒。同じようなのが色変わりで添えられていたので、酸とアルカリで色を変えているのでは?と思い、尋ねてみた。やはり人口イクラだったが、カラフルのカラクリは不明だった。人口イクラは科学部で扱ったこともあるが、食したのは初めてで、意外に固い食感に驚いた。他にも金箔や炎色反応ろうそくなど披露宴サイエンスがいつもの事ながら気になるところ。なんにせよ若い二人の元気な笑顔が最高だった。お幸せに!!
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はき慣れたはずの登山靴をはいて、白馬大池に登った先日のこと。足先が窮屈に感じられ下山途中につま先が痛くなった。膝はしょっちゅうだったが、これは初めてでとても困った。昨日登山ショップで相談し、びっくりすることがあった。「太りませんでしたか?」と聞かれたのである。太ると足も太るし、むくむことがあるそうな・・・。そういえばこの夏暑くってビールをよく飲んだなあ。そのせいかよ!とがっかりしてしまった。靴のサイズを大きくするかやせるか?(ビールをやめるか)さて難しい選択ですね。
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今日は遠出をしないめずらしい日曜日。どうしようかな?と思ったら、朝から忙しい忙しい!備え付けにしていたステレオが聞こえなくなったので、配置を換えがてら掃除したら、段ボール2杯分のゴミ。そのあと妻の買い物に付き合った。明日の姪の結婚式用のバック他らしいが、もー!早くしてー!で3時間。そのあとT先生のお孫さんの誕生祝いで、楽しいひとときと過ごし、今さっき帰ってきたところ。色々話したのだが、我が家をはじめ(色々あるのです)、世間には深刻な状況が多いことを実感した。なんとか輪をつないでいきたいと思う。
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どこで話したのか忘れたのだが、担任しているクラスの女子が「チョコフォンデュやりたい!」とかいうので、授業書<不思議な石・石灰石>の続きをやることにした。一昨日「チョコとそれをつけるお菓子を分担して持っておいで」といっておいたら、今日の授業にはお菓子の山が持ち込まれた。この授業書は分子量、式量と、それを使ってのモル計算に慣れるにはとてもいいと思っている。さて楽しんでやったのはいいのだが、一つ気になることがあり、ちょっと試してみた。このチョコフォンデュには<むすべん>という、水蒸気で色々なものを蒸すスチロール容器を使う。この中に袋に入った生石灰を入れ、水を加えて発熱させるのだが、熱量が不足してチョコが溶けきらない場合があり、お湯を足して使ってみたことがあった。この時、一応反応した生石灰は取り除きお湯を入れているものの、お湯が強いアルカリ性になっていて、お湯が容器のチョコに混じるようなことがあると危険だと思ったのである。、そこで、お湯の中に、アルカリ性で赤くなるフェノールフタレインを垂らしてみたのが、写真4である。案の定アルカリ性になっており、こういう使い方はしてはいけないことが実証された。
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化学Ⅱの糖類ではおなじみのトリニトロセルロースであるが、卓球の球(ニトロセルロース+樟脳)とセットにすると面白い。卓球の球が激しく燃えること自体が、感動モノである。さらにニトログリセリンを組み合わせ、糖類すべて混酸(硝酸+硫酸)で爆薬という流れにしている。ニトログリセリン用の毛細管を作る様子も歓声があがるところだが、ニトログリセリンの爆発音は、年のせいか少々耳に障るようになってきたなあ。
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銀と白金の見分け方の実験も今回の研究テーマの一つ。白金を使っての楽しみ方に、水素と酸素の混合気体に白金をいれて爆発させるというものである。この夏、仮説の大会で栃木の湯沢さんがこの実験を白金指輪を使う方法を紹介されていて興味深かったというのは以前に書いた。ところで、白金の微細粉末である白金黒を以前購入してあったのが、見つからず困っていたのだが、私の後ろの棚にある収納ボックスから今日発見された。最近、ここも探して見つからなかったのになぁ・・・。とにかくこれで白金黒を使っての爆発実験ができることになった。しかし実験の本丸は、白金箔を用いての水素酸素爆発であることは、いうまでもない。これについて、この研究に取り組んでいる一人、北野さんが<白金箔をすり下ろして白金粉末にしたら?>というアイデアを出してきたが、どうだろうか?表面積が増えるのは間違いないのだがうまくいくだろうか・・・・。白金黒の作り方も気になるところである。
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石に付着した二酸化マンガンを溶かすには塩酸を使っている。つまり二酸化マンガンは塩化マンガンになって溶けている。ここから電気分解で二酸化マンガンにできるのだろうか?硫酸マンガンの場合、マンガン(Ⅱ)イオンは陽極で、酸化されて二酸化マンガンになる。塩化マンガン(Ⅱ)の場合はどうなのだろうか?そこで塩化マンガン(Ⅱ)を注文していたのだが、本日到着。これを使っての実験となった。ひょっとしたら、マンガン(Ⅱ)が酸化されてマンガン(Ⅳ)になり、塩素と反応してMnCl4になるかもしれない。それでも電池の酸化剤になるのだろうか?などと色々考えた。さて、塩化マンガン(Ⅱ)溶液を電気分解して陽極に析出したものを過酸化水素水に入れてみたら、見事に酸素が発生した。しかし、これで二酸化マンガンになっているといえるのだろうか?塩化マンガン(Ⅳ)にも過酸化水素分解の触媒作用があるのだろうか?色々考えることがつきない。
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あれほど暑かった夏だが、急激に涼しくなった。夜寝ていても、毛布を掛けないと寒いくらいである。さてこうなると必ず起きてしまうのが喘息。昨日は塩素や二酸化窒素の実験でごくわずかであるが、吸ってしまい少々気持ち悪くなった。これに急激な温度変化がプラスされ、昨夜から喘息の発作が起きてしまった。自分の体調を管理するためにも、ここに記録しておきたい。
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しばらく学校に来ていなかったA君が、久々に登校してきた。このままこれなくなるのでは?とずいぶん心配したが、よかったよかった。<やり始めたことを続けることが大切だよ>という話をクラスで話し、本人にも<友達もたくさん心配していたよ。いい友達がたくさんいて幸せだね。>という話をしたが、とりあえず一安心というところかな?
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昨年度の科学部の研究の一つに<高温、高圧法で作成したダイヤは強磁性を示し、磁石に吸い寄せられる。それは触媒に使用したニッケルがダイヤの結晶に入り込むためである>ということを鍵先生(東大)に教えていただき、鍵先生から送っていただいたダイヤでそれを確認したものがあった。髙君の研究である。更に<この事実はダイヤの鑑定にも使われる>ということを広瀬洋一先生(東海大)から教えて頂いた。ところで、黒鉛は反磁性を示すことが分かっているので、同じC(炭素)からできているダイヤも反磁性を示しそうである。<Ni触媒を使わないCVD法でつくったダイヤならそれを確認できるのでは?>ということで、広瀬先生にお願いしたところ、CVD法で作成した膜状ダイヤを送って頂けた。ところが、このダイヤで実験したところ、予想に反して<磁石に吸い寄せられた>のである。ニッケルも混入していないのになぜなのだろうか?この実験はダイヤを水に浮かべてやっているので水との磁性の強弱が関係しそうだが、黒鉛は水より強い磁性を示す。どうみても逃げてもいいはずなのだ。ちなみにこの実験に取り組んでいる髙君が試したところでは、黒鉛電極を削った粉末黒鉛も水に浮かべると常磁性を示すとのこと。どの実験も私も見せてもらった。なんでも磁石についてくるので<静電気のせいかな?>とも考えているのだが、面白いことになってきた。
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中国地方の出雲よりから産出されるのが真砂砂鉄、岡山よりから産出されるのが赤目砂鉄。出雲産砂鉄はチタン分が少なく日本刀に向いているチタン分は鉄を固くするのでは?というのが去年からの作業仮説なのだが、未だにしっかりとした傾向が見えてこない。宮城の阿子島さんからかして頂いた砂鉄からつくった鉄キーホルダーが薄く延びているのが、研究を進める強い動機になっているのだが・・・。
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ネットで検索していると、ゾウリムシについてたくさん記載がみつかった。動画も色々あった。食胞に色素を取り込ませたものなどは、思わず一緒に見ていたこの研究に取り組んでいる2人から「きれいやー!」と言う声が上がったほど。生き物の研究は、そのいきものの美しさが伝わるものがいいように思う。とにかく先行研究をネット上で洗うこと。文献も入手できたが、とても難しく今回の研究には使えないかな?
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土曜の朝?というか休日なので目が開くのが早い早い。3時半に起きてしまい窓の外を見たら、満天の星空でまるで、高い山の頂上にいるみたいだった。オリオンも素晴らしく三つ星の下の大星雲までみえる。爆発、消滅が語られているベテルギウスも今のところ赤い燭光を放っている。写真に撮れないかと思い、カメラを持ち出してみたが、2,3枚撮ったところで、普段は私には近寄らない蚊が、羽音をさせて近寄ってきたので早々に諦めた。写真もパソコンで確認してみたら手ぶれでダメ。やはり3脚を買ってくることにしよう。ところでつい先日まで今日は雨の予報だったのになんでこんなにいい天気なんだ?この間の台風の進路といい、この頃の予報は当たりませんね。
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クラスで、少々心配なことがあり、今の気分はダークブルーといったところ。それでも明るいトーンで乗り切りたい。週末は科教協委員会で東京へ行かなければならない。体がしんどく、少々気が重い・・・なあ。
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マンガンの実験は<自然界に析出した二酸化マンガンを溶かし、電気分解をして陰極の炭素棒に析出させ直す。こうやってつくった二酸化マンガン付き炭素棒を使って電池を作ろう>ということをやっている。さて、マンガンの析出した石に濃塩酸をかけてみて、すーっと付着物が溶けるのにびっくりしてしまう。母岩はこういう石だったんだと思わされるほど、鮮やかな変化が見られた。それぞれのグループ、個人が結構元気よく課題に取り組んでいてとてもいい感じである。
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科学部では、「銀と白金の見分け方の実験」で、栃木の湯沢さんの資料、「石川産砂鉄で良いナイフは作れるか」の実験で、宮城の阿子島さんの資料を、それぞれ読み合わせた。分からないところなどを出してもらい、解説していったが、一緒に読むと筆者の気持ちを共有できて良い。後は、ガドリニウムについて、広島の住吉さんの資料も渡し、それぞれ進行して行っている(はず)と思ってるのだが、どうだろうか?
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何日か前のムッシュさんのBLOGに、「小さなことでも本気にならないとだめ」ということが書いてあった。科学部の研究も、私が本気で面白いと思えないことを、面白いと思いなさいというのが無理なのである。<スタートを一緒にやり、その研究で何ができるか、何が面白いのかを一緒に考えることが大切なのだ>と改めて考えた。で、今日は<砂鉄の実験の到達点と課題と何が面白いのか>を解説し、<ゾウリムシの実験>と<強磁性実験>の見通しを一緒に考え、<金ニセ金>と一緒に<銀と白金>に取り組んでみて欲しい旨を具体的に提案したところ、どれもなんとか動き出した。結構活気が出て、元気よく研究に取りかかっている。やっぱり一日一日真剣勝負ですね。
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さて、学園祭も終わり、研究に進むはずが部室(実験室)を覗くと、学園祭のなごりのトンボ玉にいそしんでいる者が多い。いつものことではあるが、軌道に乗るまでは、新しいことに取り組み出すことは大変ハードルの高いことなのである。まあ、一人一人見通しを作っていくとしましょうか。
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七尾美術館で開かれている土門拳展を見に行こう、ついでに千里浜であさりでも探そうかということになった。潮の加減もあるのかも知れないが、浜の浸食が進んでいることに驚いた。これでは早晩、渚ドライブウェーは走行不能になってしまう。さて、その浜でも、心が安らぐものにいくつかであった。その一つが馬。なんでこんなところに馬がいるんだろうと思うが、のんびりとした風情がとてもいい。もう一つが地引網の漁師さん達。収穫はいかほどだろうか?浜にはつりをしている人はたくさんいたが、あさりを探している人は誰もおらず、あさり漁はあきらめることにした。土門拳展は、一人の作家の作品と人生をじっくり味わうことが出来、とてもよかった。
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今年の学園祭の講演は、元?お笑い芸人の<テンツクまん>さん。生徒会担当のY先生、O先生がたくさんの講演を<自分の足、ハートで直接聞いて>実現した講演である。お話にはたくさんのメッセージが込められており、とてもよかった。全部を聞くことはできなかったが心に残ったのが<今日はこれからの人生の最初の一日なのだから・・・>という言葉。毎日が新鮮な気持ちで生きられるステキなメッセージだと思う。これからも自分の心に響いたものを生徒の皆さんに届けるというスタンスを続けていければいいなぁと思った。
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木戸かなえさんは本校の3年生。学園祭の2日目の体育館はフリーステージとなるのだが、そこで彼女のコンサートがあった。2ヵ月程前に、職員室で私の前に座っているS先生(生徒会担当の一人)のところへ、「ライブをやらせて下さい」と歌に対する自分の思いを伝えに来ていたのだが、その熱意になんとか答えたいとS先生やY先生が頑張られて、この企画が実現した。当日は彼女のおばあちゃんである山崎康子さん(詩人)とお父さんも来られていた。彼女はステージで「おばあちゃんはたくさんの病気にも負けないで、地球や生き物を守るというメッセージを詩で送り続けている。その思いに自分も共感するし、答えていきたい」と語っていた。この日、かなえさんのライブがあることはおばあちゃんにはサプライズ!「学園祭を見に行きましょう」とだけ伝わっていたらしい。驚かれ、かなえさんからのメッセージに感激されている様子(写真3の真ん中の方)が伝わってきた。午後の自由参加の時間帯だったので、見ている人はそれほど多くはなかったのだが、何人もの先生と「いいコンサートだね。もっとたくさんの生徒に聞いて欲しいね。」とお話しながら聞いていた。
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学園祭中に生徒から聞かれたのが、この一言。どうやら今年になって気苦労?が減ったためか、この夏の生活が充実していたためかで、ひょっとして黒くなったのかなぁ?等と考えている。まぁ、いいこととしておこう。
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