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2010年9月16日 (木)

塩化マンガン到着

石に付着した二酸化マンガンを溶かすには塩酸を使っている。つまり二酸化マンガンは塩化マンガンになって溶けている。ここから電気分解で二酸化マンガンにできるのだろうか?硫酸マンガンの場合、マンガン(Ⅱ)イオンは陽極で、酸化されて二酸化マンガンになる。塩化マンガン(Ⅱ)の場合はどうなのだろうか?そこで塩化マンガン(Ⅱ)を注文していたのだが、本日到着。これを使っての実験となった。ひょっとしたら、マンガン(Ⅱ)が酸化されてマンガン(Ⅳ)になり、塩素と反応してMnCl4になるかもしれない。それでも電池の酸化剤になるのだろうか?などと色々考えた。さて、塩化マンガン(Ⅱ)溶液を電気分解して陽極に析出したものを過酸化水素水に入れてみたら、見事に酸素が発生した。しかし、これで二酸化マンガンになっているといえるのだろうか?塩化マンガン(Ⅳ)にも過酸化水素分解の触媒作用があるのだろうか?色々考えることがつきない。

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