気体の爆発と量的関係
1年生の理科総合化学分野で、気体反応の量的関係をやっている。これまでも水素、酸素の混合気体や酸素、ブタンの混合気体のシャボン玉を作って爆発させたりしてきたが、量はポリ袋で量り、かなりアバウトだった。今回はプラ製シリンジを使い、水素の量を44.8mL、酸素の量を22.4mL正確に計ってシャボン玉を作り、点火してみた。小気味よい爆発音が響いてとてもよい。水素を多くしても酸素を多くしても、音がショぼくなり、反応式から体積を考えるのが大切なことが納得出来る。更に、ブタンと酸素の混合気体もやってみた。とりあえず水素、酸素にならってブタン:酸素=2;:1でやってみても、ボワッと燃えるだけである。逆にブタン:酸素=1:2にすると少しは爆発するようになり、計算値のブタン:酸素=1:6.5付近で激しい爆発になる。化学反応式が有効であることが、気持ちよく実感できてよかった。
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