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2010年10月 1日 (金)

糖類の授業でべっこうあめ

<楽しいことをやる>と宣言した化学Ⅱは、べっこうあめをつくった。「砂糖は自分たちで持っておいで」と言っておいたら、白砂糖の他、角砂糖、三温糖、コーヒーシュガーとバラエティに富んだ品がならんだ。べっこうあめは、加熱した砂糖が山吹色になるところが、火を止めるポイントだが、三温糖やコーヒーシュガーは最初から色が付いていて、それで見分けられない。この場合は、泡の上がる速度がゆっくりになり色が濃くなってきたら、少しすくい取ってアルミホイルに付け、水で冷やしてみるのがよい。パリパリになればOKなのである。あと、砂糖に還ってしまうのを防ぐために、加熱途中からアルミ箔でビーカーにフタをすること、必ず軍手をすること等、注意することがある。この他、私が用意したのは、あめを流すアルミ箔と、アルミカップ、つまようじと竹串、クリアポリ袋かな。アルミホイルは、飴の付きにくい厚手箔を探したが、100円均一の店では見つからず、その店に売っていた焦げ付きにくいシリコン樹脂加工のアルミ箔を購入した。通常の箔の6倍だが、100円なので、そちらを買ってしまった。安い箔は飴が付いてとれにくいのだが、さすがにシリコン加工のアルミ箔にはそれがなかった。さてどの班も無事成功!うれしそうになめたり、ラップして持ち帰ったりしていた。今頃は、アミラーゼで加水分解されて、グルコースになっている頃だろうか。ガスバーナーの使い方、シリコン樹脂、加熱する際のビーカーの適量、砂糖の変色とその原因等勉強になることはたくさんあるのだが、どうだったかな?

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