鉄を叩く音
理科職員室の隣が実験室になっており、科学部員は実験室で要旨集の作成や実験に励んでいる。理科職員室にいると、隣から絶えず聞こえてくるのが、鉄を叩く音。酸化鉄に割合を変えて二酸化チタンを混ぜ、テルミットで鉄を取りだしているのだ。この音が中々心地よい。一つ一つ延び具合を記録し、報告に来るのだが、そのまめさには感心してしまう。1%刻みでTiを増やしていき、10%まで進める予定。その後二酸化マンガンを添加していくのだが、砂鉄を用いるより、正確な評価ができるはずである。石川の真砂砂鉄探しは同時進行で進めることになる。
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