自然現象はなぜ数式で記述できるのか?
著者は志村史夫先生。先生からは、この間<砂鉄からナイフ>の研究で具体的で的確なアドバイスをいくつも頂いた。先生の著書のひとつ<古代日本の超技術>には砂鉄についての記載がいくつもあり、大いに参考にさせていただいた。古代技術のすばらしさに著者が感激しておられること、それを伝えたいと思っておられることがびしびし伝わってきた本だった。さてその先生の最新の著書が<自然現象はなぜ数式で記述できるのか?>(PHPサイエンスワールド新書)である。<人間にまったく関係ない自然現象を人間が100%作った数式で表されること>が不思議でならない。著者の、その思いが、随所にあふれており一気に読まされる本である。どちらもぜひご一読を!!
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