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2011年4月30日 (土)

北陸から日本を救う!東北復興チャリティ講演会

午前中は学校で授業。その後、大急ぎで<北陸から日本を救う!東北復興チャリティ講演会>に出かけた。講師は西田文郎さん、大嶋啓介さん。「誰か行きたい人は?」と募ったところ、クラスの生徒さん3名も参加。10分ほど遅れて会場に到着したが、盛り上がってすごい熱気で驚いた。3時間半ほどの長い講演会だったが、時間を感じず、たくさんの刺激と元気を頂くことが出来た。大嶋啓介さんのお話では、彼自身が2回のうつ病を克服されたお話。大阪少年院での講演と交流のエピソード。先生が本気にならなければ・・というお話等々が良かった。西田さんには彼のブログからもたびたび元気を頂いており「今回の東北震災はこれまでの経済危機とはスケールの違う負のスパイラルがやってくる。本気になり、執念をもって立ち向かわなければいけないと思っている。」というお話もブログで読ませて頂いていたが、「そうだな」という思いを強くした。生徒さんたちも色々刺激を受けたようで、それぞれメモを取り、休憩時間には西田さんにサインまでもらいに行っていたのにはびっくりした。なにかスイッチが入ったかな?また色々な機会があれば声をかけていきたいと思った。お世話をされた皆さん、ありがとうございました。

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2011年4月29日 (金)

やっとワラビ、そして・・・

今日も5時起きで、近くの山でワラビ探し。春の風物を食さないままでいるわけにはいかないのだ。しかしみつからない。今年は何かのせいでダメなのか?と諦めかけた目に、ひゅいっと伸びたワラビの頭が!どうしてかその後は次々に見つかり、なんとか20本くらいを収穫できた。昨年より3週間遅れかな?なんと一緒に結構立派なウドがたくさん見つかったのには驚いた。ウドは早速、朝食にわかめと一緒に酢のものにし、きんぴらでも頂いた。鮮烈な春の味覚である。ワラビはあく抜きをして楽しめるのは明日の朝かな?

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2011年4月28日 (木)

剱地の砂鉄が延びた理由

剱地の砂鉄を現地で採取し、テルミットを試みたところ、Mnを加えなくても延びる鉄が取り出せた。その理由として剱地の砂鉄はTi分が少ないのだろうと予想した。しかし、分析の結果はTiは14%と多かった。それでも延びたのである。しかも、それを実験室では再現できなかった。その理由は何か?それを突き止め、再現出来るようにしたいと思っていたが、部員達が再現を可能にした。私の予想は砂が混じることによる還元温度の低下だったが、彼らの予想は砂鉄対アルミの比率だった。そしてそれが正しかった。しかし、どんな砂鉄でも対アルミの比率で延びる鉄が取り出せるかというかというと、そうではないらしい。それも彼らが明らかにした。その場合、延びる砂鉄と延びない砂鉄の差は何なのか、これも彼らが突き止める様な気がする。大したものだと感心している。

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メダカの研究

色々試してみれば進展するもので、メダカは水流と電流でおもしろい結果が出た。水流は教科書にも載っているオーソドックスな研究だが、電流に対する反応は知られているのだろうか?部員が書いているブログには、その辺のことが上手にまとめられている。さて水流と電流を組み合わせたら、どうなるのだろうか?ゾウリムシで試したことをメダカやグッピー、小鮒などで試してみたら面白いかもしれない。

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2011年4月27日 (水)

極性分子の模型作り

3年生の授業で、面心立方格子、体心立方格子の模型を各人で作成してもらったところ、人によって作る速度にすごい差が出てしまった。そこで速く作った生徒には、水分子の模型を作ってもらったが結局これも全員で作ることになり、更にアンモニア分子、メタノール分子(とても作るのが速かった数人だけ)も作ることになってしまった。ここしばらく作っていなかったが、楽しそうではあった。次はこれを手に金属結晶と極性分子の勉強をすることになる。学習効果のほうはどうかなあ??

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放射線とシーベルト その2

珠洲のまささんから、<放射線とシーベルト>についてコメントを頂いた。おっしゃるとおりで、私もこの授業書をやった後で気になり、補ったのが、内部被爆の問題、スケールの違う放射能汚染が起きていること、マスコミの大きな役割の一つはパニックにならないようにすること、それ故かマスコミに出てくる専門家の意見には眉唾物があること等である。それらを例を挙げ、私の意見として話した。先のブログではそれが全く伝わらなかったと思う。確かに怖がらないようになることが怖い。まささん、ありがとうございました。

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2011年4月26日 (火)

結晶格子模型作り

3年生の授業は金属結晶。模型を見てもらうだけでなく、面心立方格子、体心立方格子、六方最密構造のうち、体心と面心の2つを全員にプラバンと発泡スチロール球で作ってもらった。アルケミストの会で出版した「授業が生きるときめき実験」にこの項目を執筆したのだが、最近は作ることがなかった。やはり頭と手かな?という思いからやってみたのだが、こういうのは皆さん集中して取り組む。1時間では仕上がらなかった生徒もいたので、明日はこの完成と、極性分子である水分子の模型を発泡スチロール球で作ることにしている。

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2011年4月25日 (月)

放射線とシーベルト

仮説実験授業研究会で最近開発された授業書が、この『放射線とシーベルト』である。原発事故で大変深刻な状況が進行しているが、<放射能とは何で、何がどの程度あれば危ないのか>正確な知識が必要ということで、研究会会員の山本海行さんが開発された。担任する2年9組でこれを使った授業(正確には補習)をしてみた。放射線の種類、放射能の源に地球からのものと宇宙からのものがあること、その遮蔽方法等が的確にまとめられていて中々わかりやすいと思った。<過度に怖がらないように、きちんと対応できるように>という開発趣旨はかなり達成できるかなというのがやってみた印象である。生徒の皆さんの感想もぜひ聞いてみたいところである。

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2011年4月24日 (日)

手作りハムに挑戦! その2

朝食後、昨夜用意した肉に香辛料を刷り込む。さてその量だが、ネット検索したレシピ(今回参考にしたのはコーヒー屋さんの手作りハムの作り方レシピというサイトによれば、塩50g、砂糖大さじ1杯10g、香辛料少々とある。そこでラップの中に塩と砂糖に加え、ブラックペッパー4ふり、ホワイトペッパー4ふり、シナモン2ふり、マジョラム2ふり、ナツメグ2ふりを混合した。しかし、よくみるとこれは肉3kgに対しての量だった。用意した肉は1kg。危ないアブナイ!丁寧に鉄串で突き刺しながら約1/3の量を刷り込む。密閉袋に肉とローリエ4枚をいれ、冷蔵庫にしまった。2,3日に一回ひっくり返し、一週間置いて、血抜きをするとのこと。結構時間がかかるのだが、これも楽しみである。ヒマを見て薫製機を探しに行くことにしよう。

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ワラビが見つからないけどコゴミがありました。

昨日とは一転して晴れの朝。またまた早起きをしてワラビを探しに出かけてみた。ところが、いつもは見つかる場所に、今年はナイ。昨年は4月初めにはあったところなのに・・・。すでに採られたのか、まだなのか・・・。しかしコゴミを少々見つけることが出来た。これも春の食卓の楽しい一品である。

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2011年4月23日 (土)

手作りハムに挑戦!

今年やりたい目標の一つにハム作りをあげた。なかなか取りかかれなかったがこのゴールデンウィーク(5月4日にお客さんが来る予定)に完成を目指し、先週香辛料、今日、肉を購入した。1Kg(500gを2本)で2700円の能登豚ロースである。明日は薫製器(段ボールでも良いらしいのだが)を探してくる予定。今日明日レシピをみながら、仕込んでみたい。料理と実験は共通性がありとても面白い。さてさて、どうなります事やら・・・。

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2011年4月22日 (金)

遠足

昨年は出発後雨が降ってきて途中解散となった春の遠足。今年も午後からの降水確率50%での実施となった。私はこういう行事は大好きなようで、それは朝4時半に目が覚めてしまったことでもわかる。今回のコースは往復14Kmで歩く時間が4時間、目的地は西部緑地公園。これはかなり疲れるのだが、行き帰り、生徒の皆さんと色々雑談?をしているうちにあっという間の到着、帰着となった。面白いお話がたくさん聞けた。天気も帰着直前にパラパラときたが、なんとか持ちこたえてくれてよかった。

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2011年4月21日 (木)

個人面談終了

37名の個人面談が今日終了した。いつものことながら一人ひとりがとても素敵で面白い。この先、色々な場を経てどのように発展していくか、楽しみになった。

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2011年4月20日 (水)

メダカの実験

昨年度は<ゾウリムシを科学でコントロールする>研究に取り組んだY君とT君。今年は<メダカを科学でコントロールする>を始めた。ゆくゆくは<人間の行動を科学でコントロールする>というなにやら空恐ろしい?研究に発展させたいみたいで、計画の中にはメダカの行動を電流でコントロールできるか、どこまで電圧に耐えられるかというもの等があったが、それらは却下した。命にやさしい研究をしてほしいと思う。さて、その素材のメダカを今日、T君が購入してきた。昔はどこにでもいたメダカが今日では絶滅危惧種でおいそれとは見つからないのだ。メダカ20匹とメダカの餌で577円もするのには驚いた。早速、<流れに逆らってその場に留まろうとする習性の研究>に取り組んでいたが、大切に扱ってあげてくださいね。

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2011年4月19日 (火)

とんぼ玉に集中

とんぼ玉はどんどん技術が向上し、自分たちでガラス素材を発注し、レース模様の細引きを作るなど進歩が大きい。作品も中々きれいなので写真をアップしておく。こうなると楽しいようで、今日はとんぼ玉一色の部活となった。研究の進展といえば、<砂鉄からナイフ>で剱地砂鉄とアルミの割合が7:2で延びることを見つけたようである。もう少し細かい検討に入ることになるかな?

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2011年4月18日 (月)

マンガン電池の研究の進展

なにか手を打つと研究は進展を見せるもので、マンガンバクテリア電池は、微生物が備長炭に二酸化マンガンを簡単につけてくれるらしいことが、判明!今後その方法とその価値を掘り下げていくことになる。一歩前進である。このように研究の過程を公開していることには不安があるが、ここに書くそのものがプライオリティの確立にならないかと思っている。

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とんぼ玉作りプラス各自の研究

新入生が入ってくるこの時期は、基本的にはとんぼ玉を作ることになる。上級生が下級生に教えるのだが、とんぼ玉は奥が深く、自分でもどんどんはまっていけるところがいい。研究に行き詰ったときは、とんぼ玉で気分転換もできる。そのうちまた、アンテナに何かが引っ掛かってやる気になるものである。研究一筋は良いようで、だめだと思っている。今日、研究で前進したのは、<砂鉄からナイフ>だろうか?砂鉄に添加する金属は二酸化マンガン以外ではどうか?ということで、二酸化鉛、酸化銅等を試してみたのだが、いずれもだめなようで、これで二酸化マンガン添加の価値が高まったことになる。<金属葉><マンガンバクテリア電池><メダカの走性><プラチナ爆鳴気>は、ようやく再着手といったところかな?また明日のチャレンジが続く。

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2011年4月17日 (日)

春山の一時

庭にはセンナもアサツキもある。しかしそれでは満足できないのが性(さが)というもの?晴れの休日となった今日は朝の4時起き。5時過ぎにはお弁当をこしらえ、リュックを背負い、バイクに乗って春山へ向かった。しかし・・・寒い寒い!いつもの場所へ向かう道は崖崩れの連続で、最後は雪に覆われてしまい、目的地にたどり着くことが出来なかった。それでも手前の崖に目を凝らし、センナの群生を見つけることが出来た。山菜採りも時の移ろいを感じる年中行事?の一つだが、一年の流れが早いことを痛感する。

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庭のセンナ、庭のアサツキ

春山の季節だが、今日は朝から雨。山菜もお預けなのだが、実は我が家の庭には、センナもアサツキもある。いつの間にか妻が植えた。で、今年の初センナは庭からの収穫となった。これでもぴりりと辛く春を味わえた。

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2011年4月15日 (金)

面談をしていて

一日5,6人の面談が続く。理系のクラスなのだが、話をしていて感じるのは、理系の中で何をしたいのか、将来何をしたいのかがはっきりしていない者が多いということ。それはまあ当たり前ではあるのだが・・・。震災後(震災中)の日本は、意欲と力のある若者を待ち望んでいる。皆がこれから、たくさんのものを吸収し、目的を見つけていけるように色々な場を設定できればと思う。今度の木曜日のホームルームは理系で活躍する方のDVDを見ようかなとなどと考えている。

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2011年4月14日 (木)

夢の学校2011

私学を良くする会というのがあって、私も少々関わらせていただいている。毎年楽しい学習会を企画してきているが、今年は5月7日の土曜日、2時半より、教育プラザ富樫を会場に以下のような内容が企画されている。詳細は今日の会議で検討のあと、またお知らせすることにして、皆さん、是非お越しくださいね。

夢の学校2011

珠洲で建設会社を経営されているMさん。建設不況の中でも、何かをやらなければということで、珠洲の地の利を生かした製塩など色々なことにチャレンジされています。その一つとしてはじめられたのが、蕎麦つくり。建設業ならではの重機などを使い、荒地を耕し、そばを植え、自ら鳥越村で蕎麦作りを習われ、珠洲に蕎麦作りを定着させようと張り切っておられます。「蕎麦作りには建設にはない喜びがある。それはお客さんの喜ぶ顔が見えるということ。教育も一緒じゃないかね。」とMさんは言われます。

 北陸園芸勤務、Aさん。金沢高校時代から、魚の飼育や野菜の栽培等を楽しんできたAさん。大学卒業後、今の会社に勤めたのですが、お客さんの相談に親身に乗り、専門的なアドバイスをするスタイルを社長と追及する中から、お客さんがお客さんを紹介してくれるようになり、どんどん業績が向上しているといいます。

 親子以上に年の離れたお二人ですが、共通するのは人と人との結びつき、お客さんの喜ばれる顔を大切にされているということでしょうか。きっと私たちにも大きな励ましとヒントを与えていただけるだろうと楽しみにしています。当日は蕎麦打ち体験、試食もできます。参加は無料なので、皆さんでお出かけください。

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2011年4月13日 (水)

科学部のお花見

ぽかぽかと暖かい春の日になった。最高気温17℃、桜もあちこちで満開ということで、科学部のみんなでお花見に出かけることにした。3年生も行ったことがないと言うから、3年ぶりになるのかな?科学部としては昔は恒例の犀川縁に出かけた。部員の皆さんは歩いてお出かけ。私は車でカセットコンロ、鍋などを運び、コンビニでおでんを買い出したりした。1人2個という計算で、20個買ったのだが、10人の参加(1人は部員のお友達の飛び入り参加)で私にはおでんがまわってこなかった。で、費用は私のおごりというのはヘンだなあ・・。昨日見学に来てくれた一年生が欠席だったのは残念!明日は来てくれるかな?桜の甘い香りの中で、春の日ののんびりとした午後のひとときとなった。

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2011年4月12日 (火)

個人面談開始

今日からクラスの個人面談を開始した。これがとても面白い。1人1人がとても面白いといったら失礼かな?皆さん、私にはないものを一杯持っているのが感じられてなんだか感心してしまうのである。この先が楽しみになった。

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新入部員?

今日、一年生2人が見学に来てくれた。入部するかどうか未定ということだが、みんな張り切ってガラス細工等の説明をしていた。次につないでいきたいという部活で良かったなと思う。この時期いつもながら思うことではあるが、無事入部してくれるといいいなぁ。

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2011年4月11日 (月)

卒業生によく出会う日

今日は1年生対象の部活動紹介、選挙管理委員会等があった。年度が変わり、月曜日が比較的ゆとりのある日になった。まだ新入部員は入ってこないが、どうなりますやら。さて、放課後、久々にスーパーで買い物をしていると、5年前の卒業生イケノさんにばったり!今は近くの病院の看護師さんとのこと。その後本屋さんで、今度は22年前の卒業生フルミチ君にばったり。娘さんの習い事の送迎だとのことで、久々に顔を合わせ懐かしかった。声をかけてもらえることはとてもうれしい。皆元気で活躍しているようで、これもうれしい。元気をもらえた一時だった。

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2011年4月10日 (日)

一生にいっぺんの授業研究会

3月に開かれたNR先生の送別会の席で、A高校のN先生とお話が会い、一緒に授業の研究会をしようということになった。その第一回を土曜日に開いたのだが、とても楽しかったというか刺激をもらった。「生徒が僕の授業を受ける、その実験を見るというのは一生にいっぺんのことだと思う。そのいっぺんこっきりの機会、出来る限りのことをしたいと思うんです」というようなことを言われ、(素晴らしいな)と思った。<お互い、どこかの単元で一連の授業をやり、成績も含めて夏休みにでも持ち寄ろう>ということになったが、とても楽しみである。かなり真面目な会?になりそうだが、飾らないお話ができそうである。興味のある方は、是非ご一緒にどうぞ。

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山の上ギャラリー

卯辰山の中腹にあるこのギャラリー。4月1日にオープンしたのだが、今日ようやく出向いてみることが出来た。以前はここでデザイン事務所をやっていた妹が、ご主人と2人で手作りでギャラリーに改装した。今は小野木裕さんの陶芸、水彩画展をやっている。高い会場が使いにくい美大生等に使ってもらえればとのことだが、狭いながらも落ち着いた開放感のあるスペースになっていた。周辺は桜が咲き誇り、ちょとした気分転換になった。

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2011年4月 9日 (土)

初授業

今日は今年度初めての授業。2年生で私の担任する9組の1時間だけで、熱化学の授業だったが、この授業のために、ものすごく準備を重ねた。実験をどうするか、展開をどうして、問題演習をどうするか・・・・。当たり前とはいえ色々悩んでしまった。実験内容としてはブタンの燃焼、硫酸の溶解、硫酸アンモニウム+尿素の溶解等々とその式、状態図での表記等である。ここ2週間、ほとんどお酒を飲んでいないためか頭もスッキリして、自分がなにを話しているか良く分かりながら(普通は当たり前ですよね・・)授業が出来てよかった。その他、ホームルームでクラス役員決め等を行った。皆積極的に引き受けてくれ、気持ちが良い。掃除をしていても、とても良い雰囲気で嬉しくなった一日だった。

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2011年4月 8日 (金)

田中優さん講演会

昨夜<絶望を希望に変える 田中優さん緊急講演会「福島原発の現状をこれからの自然エネルギーの可能性」>というタイトルの講演会に出かけた。田中優さんの講演は昨年末にも聞いていたが、今回は深刻な事故のさ中なだけに話すほうも聞くほうも真剣味?が増した。2時間半の長時間だったが、たくさんのことを学ぶことができた。原子力エネルギーから自然エネルギーにどう転換できるのか、自然エネルギーの現実と今後の可能性などは説得力があり、きびししい現実からの転換方法が明確に語られていて、明るい気持ちになれた。ただいたずらに大丈夫!を繰り返す、どこかの談話と違い、もっとこのような話をたくさんの方に聞いてほしい、生徒のみなさんにも伝えたいという気持ちになった。何冊か著書も購入したが、皆で色々勉強しなければならないと思う。

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始業式

1年生はオリエンテーション合宿に能登へ行っており、2,3年生だけの始業式、新任式が行われた。2,3年生はその後春休み明けテストとなり、新学期は始まったものの、何かガラッと変わったという感じにならない。それでも学級通信を配り、所信表明(教科書販売のときにもしたから2回目かな?)と相成った。明日からは授業開始。この間の色々な出来事のせいか、とても準備に気を使う学期はじめである。

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2011年4月 7日 (木)

ウォーキングシューズ

明日が、2,3年生の始業式で、昨日今日と色々その準備をしている。地震、津波、原発事故で危機的な状況ではあるが、それだけに大切に日々を重ねていきたいと思う。色々な掲示物の中に、<小さいことを積み重ねることが、とんでもない所へ行くただ一つの道だと思う>というイチローの言葉と<気積>という治部真理さんの言葉を入れてみた。気持ちを込めた日々の積み重ね(気積)が、遠いところへたどりつける唯一の道だと私自身も思っている。あと<山口かほる>さんの絵を一枚飾ってみた。彼女は手が使えないため、足で絵を描かれるのだが、この作品も元気があって大好きな絵である。さて、校内で5年間履いてきたスリッパがボロボロになり、このたびウォーキングシューズを内履きにしてみることにした。これがすこぶる快適である。フットワークが見違えるようによくなり、動きやすくなった。体にも心にも良い効果をもたらしてくれそうで楽しみである。

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2011年4月 6日 (水)

研究は小さな思いつきを実行し続けることで進展する

1年生はオリエンテーション、2,3年生は春休みという変則スケジュールで、今日の科学部はM君と二人で彼の研究<マンガンバクテリア電池>を進めた。今日は<金沢大学の足湯に備長炭をセットし、備長炭内にマンガンバクテリアのコロニーを作らせ、しかるべき後に回収して電池にしよう>という計画である。M君が苦労して金ノコで切った備長炭(堅い、堅い)を持ち、暑いくらいの日差しの中を金沢大学まで出かけた。ところが、たどりついてみると足湯に水が流れていないではないか!まあ、冬の間は足湯を訪れる人もいないだろうし、こうなっていることは十分予想できた。そこで、次なるマンガンバクテリアの候補地、深谷温泉まで出向こうかということになった。ところが深谷温泉目指して車を走らせるうちM君が「森本駅の近くの湧水へいってみたいんですけど・・・」とか言い出した。自分で色々調べているとのこと。「わかったよ」ということで少々軌道修正したところ、今度は「北稜高校の近くだと思います」ということで、また修正。ようやく小高い丘の上にたどりついたところ、「探してきます」と彼一人が車を降りて探しに出かけた。(そんな簡単に見つかるかな?)と思って待っていると「あったんですけど、水が赤いんで、駄目だと思います。やっぱ深谷温泉へ行きましょう」と言ってM君が戻ってきた。そんなことはない。赤いということは鉄が出ているということで、鉄(赤)とマンガン(黒)は共存する事が多いのでマンガンも出ている可能性がある。大いに期待して一緒に出向いてみると、黒い石、黒い葉、黒い木の枝などが水の中にぽろぽろ見える。早速オキシドールをかけてもらったところ、<シュワシュワー>と酸素が発生してきた。ほぼ間違いなく二酸化マンガンが析出している。こんなに簡単に、足湯の代替地が見つかるとは!!ここはM君が色々調べる中から見つけた彼のフィールドである。いくつか現地に備長炭をセットし、バクテリアのついた石も採集して持ち帰った。こちらは実験室での培養実験に使用する。午後からその実験装置も完成でき、大きくM君の研究が進展した一日であった。<研究は小さな思いつきを実行し続けることで進展する>ということをつくづく実感した。簡単に諦めてはいけないのである。フィールドと実験室2か所での培養実験と電解実験、複数が同時進行することになり、これからの進展が楽しみである。

Hokuryouike Baiyou

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2011年4月 5日 (火)

入学式と部員勧誘

今日は、本校の入学式。春らしいあたたかい日差しの中、313人の新入生を迎えた。さて、我が科学部もこの新入生のうち何人かを獲得しようと活動を開始。今日は部室でもある実験室の掃除と、勧誘ポスターの掲示に取り組んだ。なんと5種類も作成してあったのだが、そのうち2種類は顧問の判断で没!さて、残り3種類(なかなかの出来映え)を計15枚掲示した。次はオリエンテーションでの紹介パフォーマンスとなるが、効果の程は・・・・?

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2011年4月 4日 (月)

帰ってきました

しばらくブログの更新が出来ませんでした。実は北海道にいる娘がインフルエンザで発熱の状態で転勤引っ越しの日を迎えることになり、急遽、その手伝いに妻と出かけることになりました。新潟まで車を運転して、そこからフェリーで小樽、そこからまた娘のいる島牧村まで二時間半の運転。たどり着くのに丸一日かかったのはさすがに遠かったです。さて引っ越しの手伝いをしているうちに、私の体調がおかしくなり、計ってみるとなんと三九℃の発熱!インフルエンザをもらったかと心配しましたが、そちらは陰性で一安心したものの丸二日寝込むことになってしまい、帰ってくるのを遅らさざるを得なくなりました。なんとか今、帰り着いたのですが、車から降りるとなんだかふらふらします。で、熱を測ってみるとまた三七.五℃・・・・。こまったなあ。

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2011年4月 3日 (日)

風邪発熱3日目

北海道積丹半島の娘の宿舎にて、発熱3日目。

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2011年4月 2日 (土)

風邪発熱2日目

北海道積丹半島にて。

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2011年4月 1日 (金)

もう一日・・・

すみません。今日もう一日かな・・・?

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