アンモニアを作る
今日の2年生は、班ごとにアンモニアを作り、その性質を調べた。ジップロックの袋の中に塩化アンモニウムと水酸化カルシウムの粉末を少量入れ、手でもんで混ぜるだけでアンモニアが発生してくる。塩化アンモニウムは炭酸アンモニウムでも酢酸アンモニウムでもいいし、水酸化カルシウムは強塩基ならなんでもいいことを説明する。この袋の中で混ぜてもんでみる方法は手軽で気にいっている。アンモニアができていることは、におい(かなり強烈である)、リトマスの赤→青、塩化水素との反応で白煙が生じることで確かめた。塩化水素は濃硫酸を2mL入れた試験管と少量の塩化ナトリウムで班ごとに作ってもらった。その後、ジップロックの袋の中の混合物を集め、太試験管に入れて加熱し、丸底フラスコにアンモニアを捕集して、お決まりの噴水実験をやった。噴水実験は中学や、場合によっては小学校でもやっているようだが、何回やっても楽しい実験だと思う。次は窒素酸化物と硝酸だが、中間試験まで時間ぎりぎりだな。
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