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2011年10月10日 (月)

山口かほる個展

金沢の画廊ガレリア<ポンテ>で山口かほるさんの個展が開かれるという案内を頂きました。山口さんは、身体が不自由なため、足で元気にあふれた絵を描かれる画家です。以前、絵の明るさに惹かれて買い求め、その絵は2年9組に飾ってあります。頂いた案内には<今回は私が絵を描いているところを見て頂こうと思います>という一文が添えられていました。(ぜひ)と思っていたのですが、なんやかやで最終日にようやくお伺い出来ました。残念なことに絵を描かれている様子を拝見できる企画はすでに終了していたのですが、少しお話させていただくことができました。

以下山口さんの書かれたものの引用です。

私は現在、東京の国分寺という、名前からして古いところのような気がしますが、東京とは思えないほど静かな、田舎に近い感じがします日あたりのいいアパートの一階に、白黒のネコ一匹と暮らしています。両手が不自由なために、身のまわりのお世話をしてくれるヘルパーさんやボランティアがいれかわり立ちかわり来てくれて、楽しく生活しています。
私にとって絵を描くということは、生きる力である、生きているあかしだと思っています。
絵を描くことによって色んなところで講演をさせていただいたり、小学校によばれて子どもたちに絵を描くときの喜びや、実際に絵を描いてみせてあげたりしています。そして子どもたちに命の大切さを伝えています。口と足で描く芸術家協会からいただく奨学金のおかげで、プロの画家の先生についてしっかり学ぶことができるようになりました。個展も国立市、金沢、鎌倉、銀座でたくさんのお客さまが来てくれるようになりました。
お客さまに励まされ、色々アドバイスもいただき、私は絵を描くことができてほんとうによかったなあと思っています。将来の夢は絵本を出版できたらいいなと思っております。これからもせいいっぱいよい絵を描けるようにがんばりたいと思います。

今回の展示作品のうち私が一番気に入った作品を紹介します。この会場で描かれたもののうちの一枚ということですが、ピカソの絵を見ているような不思議な雰囲気も醸し出しているような気がします。次の機会があれば、ぜひこのような絵を描かれている様子を拝見したいと思いました。

Yamaguti1

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