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2011年11月11日 (金)

高文連秋の実験セミナー

県外から3人の講師をお招きしての今年の<高文連秋の実験セミナー>。とても充実した会になった。私自身もお手伝いなどで忙しく、結局お昼ご飯を食べる暇がなかった。湯沢さんの水素酸素爆鳴気を白金の指輪で爆発させる実験は、昨年度の科学部のKさんの実験でもあり、確実に爆発させるポイントがよく分かった。その湯沢さんでも今日は失敗が2回ほどあり、この実験がデリケートで難しいものであることがわかったこともとても良かった。戸田さんの霧箱は専門家なだけに、放射線が素晴らしくよく見え感激だった。越さんの実験、ホバークラフトは簡単な仕組みで素晴らしくよく走るのに驚いた。時間不足でスターリングエンジンカーまでいけなかったのが残念だったが、材料をたくさんもらったので、また作ってみようと思う。どちらも金の科学館にも役立ちそうである。講師の先生方ありがとうございました。準備にあたられた先生方もご苦労様でした。すべての講座のあと、部員のM君と一緒に3日連続で北稜高校近くの彼のフィールドへ向かった。昨日埋めておいた備長炭を一部回収し、二酸化マンガンがついているか、どのくらいの電圧がでるか学校にもどって実験をしてみた。困難がいくつもあり、M君も何回もめげそうになったが、すべてクリアし、みごとマンガンバクテリア電池の効果を確認することができた。M君曰く、「自分で研究するのが一番面白い」。私にとっても研究に立ち会うこと、実験を一緒にやってみることの大切さを痛感できた一日だった。

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