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2011年12月30日 (金)

大切なことはみんな自然から教わった

行きの上越新幹線の中で<トランヴェール>というJRの雑誌に、紹介されていたリンゴ農家の木村秋則さんの言葉に目が止まった。木村さんは、<絶対不可能>といわれた無農薬有機栽培(自然農法栽培というらしい)のリンゴつくりに成功された方である。そこに書かれていたことを少し引用してみたい。「若い頃、りんごは自分の支配下にある部下なんだと、傲慢にも思っていました。でもやっと実ったりんごでわずかな収益を得たとき、りんごこそが主人公で、私はどうやったらりんごの木がいい実を付けてくれるのか考え、そのためのお手伝いをする番人にすぎないと気がついたんだよ」自然のままにりんごを育てれば、病気も出るし、虫も付く。「害をなさないように工夫するからそこにいていいよ、というのが私の考え。みんな、自然が私に教えてくれたことさ(笑)」これは学校にも通じるものがあるなと思った。動物や植物など、命を守り育てることから教えられることは多いように思う。

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