金、ニセ金パックの改良進化ーその2ー
昨日紹介した、<金ニセ金パック>に金赤ガラスを入れたバージョンの作成であるが、<金赤ガラスを薄く延ばすことが難しく、ラミネートフィルムが不格好に盛り上がってしまう>という難点があった。その改良に自分でも苦労して色々試してみた。金床の上でガラスビーズを加熱して押しつぶすことが難しく、薄くできないのである。金床は熱伝動がいいので、その方法がビーズを熱くしてつぶすにはいいと考えたが、逆に熱が逃げてしまい、ビーズがすぐ冷えてしまうのである。そこでバーナーで細引きガラスからビーズを作る際に、細引きガラスを加熱してガラスの先にビーズが付いている状態で、ペンチで挟んでつぶすことを考えた。これがうまくいき、自分でもご満悦だった。ところが午後の部活で、部員により、これが更に改良されてしまった。牧畠君のアイデアだが、細引きから作ったビーズを実験テーブルに落とし、そのままこてで押しつぶすのである。面白いようなスピードでどんどん薄くて丸い金赤ガラスのチップができていく様子に感動してしまった。3人寄れば・・・である。彼らは烏合の衆では断じてないなぁ。
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