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2012年3月 6日 (火)

金箔の厚さと金赤コロイドの大きさの比較

先週、土曜日のサークルに金赤ガラスのビーズを入れた金偽金パックを持って行きました。そこで<金箔の厚さは10nm(ナノメートル)、金赤コロイド粒子の大きさは30nm>と紹介しました。そこに参加されていたKさんから「金箔は膜になっているし、透かした感じも箔の方が厚いと感じる」という意見を頂きました。気になって計算し直し、調べ直してもみたところ、金箔は100nmで、金赤コロイドは10nm(~30nm)で金箔の方が10倍くらい厚いことがわかりました。Kさんの直感が正しかったわけです。ちなみに金原子の直径を調べたところ0.3nmで金箔は金原子約300個分の厚さということになります。<金の科学館>の貴重な基礎データになります。このあたりに関係する単位はmmや、μm、nm、Å等色々あって面倒ですね。しかし、こんな基本的なところで間違えていたとは・・。Kさん、ありがとうございました。

2012kin2

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