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2012年4月27日 (金)

加熱水蒸気の実験が・・・

昨日、加熱水蒸気についてこの欄に書いたところ、どういう実験か質問を頂きました。そのお答えにも書いたのですが、加熱水蒸気は銅管で作ったコイルで水蒸気を加熱し、マッチに火をつけたり、新聞紙を焦がしたり、温度を測定したりするものです。有名な実験ですが、久々にやります。ホームセンターで1mの銅管を450円位で買いました。生徒の皆さんは、かなりの程度で水は水蒸気になったら100℃以上にはならないと思っています。同様に氷は0℃以下にはならないと思っています。分子の熱運動で0℃以下の氷があること、100℃以上の水蒸気があることを予想してもらい、実験で300℃以上の水蒸気ができて、マッチに火が付いたり、新聞が焦げたりするところをみてもらうというわけです。これで、1年生の化学基礎から3年生の化学2まで、対応できるところで実験をやりました。同僚もこの装置を使ってくれたので、わずか1週間で6回の使用と大活躍になりました。ところが、今日の最後の実験がイマイチうまくいきませんでした。温度が上がらないのです。バーナー2台で銅管を加熱しなんとか格好をつけましたが、何回も使うと銅管が酸化して熱伝導が悪くなるのかもしれません。耐用回数というのがあるのかな?などと考えています。

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