テルミットで大きいナイフをつくる
小松仮説サークルの小西さんから、「サークルで見せてもらった大きなサイズのナイフを作るところを見せて欲しい」というリクエストを頂きました。砂鉄からナイフをつくる研究は、小西さんの住んでおられる能登の剱地で砂鉄を採取させて頂き、現地で鉄作りをしたところから研究が大きく進展したのです。鉄の研究に関わった部員達も、そこから大きく成長したと思います。お礼の意味でもこの機会にナイフの作成の様子を記録しておくのも良いと思いました。昨日、中間考査の最終日、小西さんがこられ、鉄を作る様子を見て頂きました。通常、砂鉄7gに対し、アルミ粉末1.6gを混合して花火で点火するのですが、この日は40倍量の280gと60gでやりました。酸化鉄を使うと危険ですが、砂鉄は反応が穏やかでこの量でもゆっくり反応が進み、まるで溶岩が熔けているかのような迫力のある反応を楽しむことが出来ます。そこから鉄をとりだして、たたき、グラインダーで磨き上げる様子は、もうかなりのものです。私もゆっくり見ることが出来て良かったです。剱地を初めとして、この方法でのナイフ作りが普及してくれればいいなと思います。小西さんから、お礼の感想メールを頂いたのですが、内容がとても嬉しかったので紹介させて頂きます。小西さん、来て頂きありがとうございました。
昨日はありがとうございました。
大きな鉄からグラインダーで削ったお土産もいただき、ありがとうございます。
「砂鉄から鉄」の3名の,自信を持っての一連の作業に,頼もしい高校生を感じました。
また,何となく微笑ましい高校生の集団(11名)と,顧問との対応に,「来てよかったな―。」とも思いました。
よい土曜日の2時間ぐらいを過ごさせてもらって、ありがとうございました。
小西正位
| 固定リンク | 0
コメント
素晴らしいですね。高校生と一緒にあるのがいいです。
同僚のKさんもテルミットやりたいとおっしゃってまいした。
投稿: kawa | 2012年5月20日 (日) 21時23分
一緒にやるのまちがいです。打ち間違えました。
投稿: kawa | 2012年5月20日 (日) 21時24分
kawaさん、早速コメントを頂きありがとうございます。ぜひそちらでもやってみて下さい。ただし、安全と書きましたが、色々危険なことがありますので、細心の注意が必要です。
投稿: 管理人 | 2012年5月20日 (日) 21時42分