« お見舞い | トップページ | つかれる仕事とつかれない仕事 »

2012年6月30日 (土)

留学生がやってきた

勤務校に留学生がやってきた。先日の職員朝礼で「名前はクリスティーナです。クリスと呼んで下さい」と、とても上手な日本語で挨拶をしたのだが、2年生の女子なので、今度はあまり関係ないな・・と思っていた。そうしたら、唯一担当している2年生のクラスに突然やってきてびっくりしてしまった。「Do you like Chemistry?」と聞いたら、「好きじゃない」と言ってきた。そこで、「私は実験が好きで、色々やるんだけど、実験は好き?」と一応英語で聞いたら、「少し好き」と言ったような気(ヒアリングがへたくそなので良く聞き取れない)がした。それなら実験を色々やろうかな?でも試験前の週だし、どうしようかな?と考え、結局、金箔とニセ金箔を硝酸で見分ける実験、ニセ金のインゴット、犀川の砂金、金ニセ金パック等を色々見せてあげることにした。クラスの生徒の皆さんも、試験前に色々詰め込まれるよりもうれしいようである。クリスも「どっちが本物の金?」の予想に手を挙げてくれたりして、楽しそうだった。生徒の皆さんは、以前に一回やっているのに間違える人が多くてびっくりした。科学部の部員まで間違えていたのには、がっかりしたが、まあそんなものかな?金ニセ金パックをプレゼントしてあげたら、「本当にもらっていいの?」と喜ばれた。ところが、元素のサンプル付き周期表は「これは、いらない。周期表には、いい想い出がない。」と言われてしまった。きっと色々詰め込まれるか、なにかあったのかな?他にも色々お話をしたが、彼女はメジャーリーグのイチローもマツイも知っていて嬉しかった。「よく知っているね」といったら、「私はドミニカ共和国の出身で、ドミニカは野球が盛んなのよ。だからとても好き!」ということだった。これから6週間滞在ということだが、授業に新しい風が吹きそうで楽しみである。

| |

« お見舞い | トップページ | つかれる仕事とつかれない仕事 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 留学生がやってきた:

« お見舞い | トップページ | つかれる仕事とつかれない仕事 »