白金箔での爆鳴気の爆発実験に、ついに成功!
科学部は期末考査も終わり、昨日から活動を再開した。情報の科目で課題が仕上がらず、これなかった人を除き、久々の部活だったが、今日の部活では画期的な成果がでた。その一つが水素酸素の混合気体(爆鳴気)を白金箔で爆発させるというものである。これは現在3年の北野さんが、1年の時取り組み、かなり追いつめたものの、とうとう成功することが出来なかった3年越しの実験である。これを、1年生の折越君が引き継いだ。今日は豪雨のため、すべての部活動を中止して帰宅するようにというアナウンスが5時半頃に入った。折越君も途中まで実験準備をしていたのを中断せざるを得なくなった。ところが、「最後にこれだけやらせてください!」ということで、すでに準備の出来ていた爆鳴気の入ったプラスチック管に白金箔を入れてみたのである。そして「今度も、駄目だろうなぁ・・・」といいながら白金箔を入れた途端(実は私もそう思っていたのだが)、ズバン!という爆発が起きたのである。彼も、そして私もびっくりし、「やった!やった!」と大喜びした。その方法の詳細はここでは書かない。しかし色々な方法を考えて、何十回も繰り返してきた成果がついに出た瞬間だった。北野さんの実験がベースになり、栃木の湯沢さんとの意見交換(アドバイスを頂いた)も大変な力になった。これで、『銀と白金で遊ぶ実験の開発』の核になる実験が成功した。皆さんに楽しんで頂ける日も近いと思う。
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