ポリカーボネート板を使った銀鏡反応
3年生の化学2は糖類に入った。αグルコースから、らせん状のでんぷんができるイメージ作りには<ささら>を使うのが、私のお気に入りである。ところが、今回、楽器のしての<ささら>の使い方を、私が間違えて理解していたことが生徒の指摘で分かった。それは良かったのだが、正しい使い方をした途端<ささら>が壊れてしまった。端からどんどん板が外れてきてしまう。困ったなあ。ともあれ、ブドウ糖の構造の違いから、セルロースとでんぷんができるイメージは、生物の生きる営みともかかわって奥が深い。もっともっと楽しく学べそうなところではある。さて、昨年このブドウ糖を使って、ポリカーボネート板を銀鏡にする実験を東京の菊地さんから教えて頂いた。科学部3年生の門寺君がその研究を踏まえ<金銀銅鏡反応>を研究した。木曜日の授業は、門寺君に講師をしてもらい、彼の在籍するクラスの化学で、全員が鏡作りを行った。なかなかきれいな鏡が出来て、皆満足そうでよかった。門寺君ありがとう。
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