臭いの化学
2年生の化学はアルコールからアルデヒド、エステルに入っている。ストーリーが組み立てやすく、印象的な実験も多く入れられるので、好きな分野である。さて、昨日は<カルボン酸とアルコールからエステルを作る>ということで、酢酸エチル(セメダインの臭いといっても最近は通用しないが、ストローの先につけてふくらませる風船の臭いの方が理解してもらえる)と酢酸イソアミル(バナナ)を、演示で合成してみせた。授業を受けた生徒さんには喜んでもらえたのだが、少々作りすぎたようで教室に臭いが残ってしまい、「くさい!」とひんしゅく?をかってしまった。毒ガス等にはずいぶん気をつけているのだが、エステルは臭いに慣れてしまうのが怖いところである。いまだにこんなことをやっているんだなぁ。来年(というか今年の残りももちろん)はもっと気をつけますね。
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