新潟で講座をやります
今週は試験1週間前の週で、部活はお休みです。放課後の時間が空いていたはずですが、いつものように質問が続き、結構忙しかったです。今から1泊2日で新潟の教研に参加してきます。明日3時間の講座をやります。
今週は試験1週間前の週で、部活はお休みです。放課後の時間が空いていたはずですが、いつものように質問が続き、結構忙しかったです。今から1泊2日で新潟の教研に参加してきます。明日3時間の講座をやります。
先日のこと、なんとなくお豆腐を冷や奴で食べたくなった。で、近所のスーパーに出向いてみると、同じメーカーで<奥能登の揚げ浜塩田のニガリ使用1丁248円>と<こだわり豆腐一丁98円>の2種類が並んでいた。迷った挙げ句、どちらも買って、味比べをしてみることにした。値段にして2.5倍の開きがある。<見分けられないわけがない>ということで、後ろを向いているうちに並べてもらった2丁を食べ比べるブラインドテストをしてみた。最初の方が甘味があって高級な感じがしたので、「こっちが高い方!」と自信をもって答えたら、ものの見事にハズレ。「たしか芸能人がやるそんな味比べ番組があったなぁ。!うー!除湿器のこともあるしなぁ・・・」とまたまた、味覚にも自信をなくす一幕であった。
小松の実家へ畑の様子を見に行った時のこと。ライムやレモンもようやく葉が茂りだし、安心していたのですが、よくみるとライムの葉にアゲハの幼虫と思われるものが何匹もついているではありませんか。すぐに箸でつまんで取り除いたのですが、また卵を産み付けられたらあっという間に丸坊主にされてしまいそうです。ライムにだけついていたので、(ミカンやレモンより美味しいのかな?)と思っていたら、近所の種苗店で「たまたまですよ。すぐに全部に付きますよ。」と言われてしまいました。そこで防虫ネットを張ってみることにしました。出来上がりが、平安時代の薄衣を纏ったお姫様のようになってしまいました。日光が若干遮られ、生育にはマイナスなのですが、薬剤は使いたくありません。ついでに青い実を付け始めたトマトも鳥がつついた跡があったので、こちらは防鳥ネットを張りました。こちらは昨年よりしっかりと張ることができました。収穫が楽しみです。
積丹のウニ丼といっても北海道まで食べに行った訳ではありません。昨年に続き、今年も積丹にいる娘から、ウニが送られてきたのです。積丹のウニは、そのあたりの小樽などと比べても味がいいそうで、今年はその積丹でも味がいいといわれる地域のもの(こういうのは地元民でないとわかりませんね)を送ってくれました。ウニ漁は始まったばかりで、夏にはシーズンが終わってしまうようです。今回はウニ丼等にして楽しませてもらいましたがミョウバンを使わず、塩水だけで保存されているウニは、口当たりがとても柔らかい気がしました。自慢になっても困るので、調べてみると通販でも扱われているようです。食べてみたいと思われた人はそちらをどうぞ。(これって痛風にはどうなんだろう・・・・・?)
先日、法事に帰ってきた下の娘にマロウブルーを10g程「入浴剤に使ってみて。お湯がとってもきれいなブルーになって気持ちがいいよ」といって持たせてあげた。数日経って「あのハーブの入浴剤めっちゃいいかも!背中の湿疹、かなり治ったかも!!」というメールがきた。娘はアトピーに悩んでいたので、この知らせはとても嬉しく、追加で100g送ってあげた。通常マロウブルーはお茶にして楽しむもので、入浴剤に使うような大胆なことはしない。自家栽培ならではで、少々面倒になっていたマロウの収穫、乾燥などにまた、やる気が出てきた。ぜひ皆さんも試してみて欲しい。小松へ収穫にきて頂ければ、生花を自分で摘まれた分に限りマロウのお花を差し上げます。
チャッカマンチャカとはチャッカマンを利用したアルコール鉄砲を拳銃のような形にしたもので、命名は千葉の野曽原さんである。なかなか楽しいネーミングである。化学反応の量的関係などで、アルコールの燃焼を扱う場合等に使って楽しんでいる。ところが、先日の2年生の<科学と人間生活>の授業で<分子をつなげて火薬を作る>ということを扱っている時に、1年生の時の授業でそれを使ったことを覚えていたN君が「先生。あの鉄砲で今の爆発をやってみよう」と言ってきた。砂糖でも小麦粉でも燃えるものはすべて爆発させることができるが、(お酒、それも純度96%の世界最強ウォッカのスピリタスと酸素をチャッカマンチャカに入れれば大きな爆発を起こせるのではないか)と私も考えた。スピリタスが燃焼することはすでに前の時間で扱ってある。スピリタスをピペットで少し取って、チャッカマンチャカに入れ、酸素を少量吹き込み、コルク栓をして、ポリカの筒部分を手で包むようにして温め、スピリタスを蒸発させた。そして、こわごわ引き金を引くと、素晴らしい爆発音と共に、コルク栓が飛んで行った。生徒からは大歓声!今日は、蒸発と蒸気圧の授業でもこれが活躍した。とても楽しいのだが、爆発音が強烈で要注意である。
昨日の午前中は小松でマロウ摘みに勢を出しました。ほぼ1週間ぶりの収穫なのでお花がびっしりで、思わずため息が出ました。10時頃に同僚のK先生が娘さん2人を連れてマロウ摘みにやってこられました。小4の娘さんは昨年の自由研究でマロウに取り組まれたのですが、今年も続けたいとのことで、それならと株をお分けすることにしたのです。好奇心旺盛で頼もしい限りです。お花を摘みながら、娘さんが「お花を小学校の教室にも持っていって飾りたい」といわれたところから「マロウにお酢や重曹水を吸わせると色が変わるだろうか」ということが話題になりました。アジサイには青色と紫色などがあり土壌の酸性アルカリ性で色が変わるなどと言われることもあるのですが、これはそうではありません。でも<マロウなら色素のアントシアニンがそれで変色するかもしれない。アントシアニンは金属イオンでも色が変わるのでそれを試してみても面白いかも・・・>といったことが話題になりました。娘さんの自由研究で色々試されるかもしれず、その結果も楽しみなのですが、私も好奇心を抑えきれず(大人げないですね)、切り花を持ってきてお酢と重曹の溶液に漬けてみました。5,6時間経ちましたが今のところ変化無し。さて、どうなりますやら・・・。
卯辰山の<山の上ギャラリー>で開かれている 村井薫<姿を変える谷渡展> を見に出かけてきました。妹がやっているこのギャラリーは、気軽にアートに親しめる展示が次々に企画されていて、義理でなく楽しめるところがいいです。本人も楽しんでやっているようで、それがいいのだと思います。今日の展示は沖縄のシダ植物である谷渡を用いて、作者の村井薫さんが色々な造形をされたもので、遊び心がいっぱいなのがよかったです。小さなギャラリーなのに来訪される方が絶えず、皆さん気楽に作品や、植物などを用いたワークショップに親しまれていました。<金の科学館>は食と自然とサイエンスが柱の予定なのですが、このようなアート展もやれるといいなぁと思います。村井さんは小松にお住まいで、薬剤師、薬膳インストラクターでもあるということで、ぜひ<金の科学館>でも色々やって頂ければと思いました。人との出会いから新しい出会いが生まれてきて、なかなか楽しいですね。
富山にいる従兄(いとこ)からチケットをもらい、<桐朋アカデミー・オーケストラ特別演奏会>に富山まで行って来ました。時々チケットを送ってもらい、もう5回目くらいの観賞になるこのコンサート。富山の呉羽にこのような大学と、そのオーケストラがあり、定期的に演奏会が開かれていることも驚きですが、大学生が主体なだけに若々しく、溌剌とした演奏が聴けるので楽しみにしているのです。今回はベルリンフィルのメンバー6名を迎えてドボルザークの8番等が演奏されました。「ドボルザークの曲は小松の打越の風景を思い出させる」と従兄はよく言います。従兄にとっても、私の実家のある小松、打越は子どもの頃の想い出が風景としてしみこんだ故郷のようです。そしてそれは私にも共感できることです。
会場は富山オーバードホールで席は全席自由なのですが、最近は従兄に教えられて、2回右側の最前列に座ります。ここは2重ドアのコンパートメントになっていて、オペラでは最も高価な席で、来賓が来るときは貴賓席になるのだそうです。コントラバスがどのような動きをしているか等、全体の動きがよく見えて躍動感が伝わり、しかもゆったりと聴ける素敵な席です。アンコールなで含めて約2時間。素敵な一時に浸ることができました。アンサンブル金沢と違って、このオケのメンバーは毎年入れ替わっていくのですが、(皆、この道で生活していけるのかなぁ。だといいなぁ)などとも考えてしまいました。
高分子の作り方には基本的に①2重結合を開いてつなげる付加重合と②官能基2つから水を取ってつなげる縮重合の2つがある。この縮重合の基本として①分子をつなげて匂いをつくる ②分子をつなげて火薬をつくるの2つをやってみた。匂いは酢酸エチルとサリチル酸メチルの2つをつくった。火薬は班実験というわけにはいかないので演示実験になるのだが、水素酸素爆鳴気と三徳びん、黒色火薬、卓球の球(ジニトロセルロース)の燃焼、綿火薬(トリニトロセルロース)、ニトログリセリンと進めている。トリニトロセルロースは通常2時間ほど混酸(硝酸+硫酸)に脱脂綿をつけてつくるのだが、この時間を5倍ほどに長くして作ってみた。すると小気味よいほどスパッと燃える綿火薬になってくれた。水素の燃焼と爆発を楽しむ三徳びんとトリニトロセルロースの燃焼は歓声も上がるほどでとても楽しい授業になった。
久々に科学部の時間が取れました。放課後、実験室で色々な準備をしながら、1人1人の実験に付き合っています。研究はそれぞれの見通しが立って動き出すまでが大変です。個々が動き始めるとプラスの相乗効果が出てきて、いい風に動いていきます。そして色々動き出すと、面白い発見が出てくるものです。今日はどんな展開になるか楽しみです。
マロウブルーがどんどん咲いてきて、昨日も法事の前に大ザル一杯摘み取ったが、全くとりきれなかった。背丈は2m以上になり私より大きくなった。収穫したのを乾燥させるスペースにも困っているくらいである。こうなると、なんだかありがたみが薄れてきてしまった。それにしても<マロウは市販価格でいくらくらいなのかなぁ>と思い調べてみたら、なんと10gで400円、100gの大袋で3150円もしているではないか。有機栽培をうたっている商品だったが、我が家も完全無農薬有機栽培である。すでに500g以上乾燥しているので、1万5千円以上するのかと思ったら急にありがたみが増してきた。少し検索を続けたら、マロウの効能に<喉の痛みや咳に効果がある>と書かれていた。昨日は法事でたくさん飲んだためか、風邪もよくならず、喉の痛みも咳も止まらなかった。そこでさっそくマロウをお茶にして飲んでみた。そうしたら確かに喉の痛みが収まり、咳も止まってきたのには驚いた。まぁ空気清浄機のこともあるし、しばらく飲用して効果を確かめたい。検索のことであるがウィキペディアで<ウスベニアオイ>を調べたら脚注に
というのが出てきてびっくりした。こういうのは誰が書くのかしらないが、自分の仕事が残っていくのはとてもうれしい。元気が出てきたので、今日は、やっぱりマロウの収穫に出かけるとしよう。
痛風やらなにやらの影響でお酒を控えるようになったが、おつまみを食べることも同時になくなった。その結果、体重がどんどん減っている。職場の健康診断でメタボリック警報とやらが出るようになって<体重を減らしなさい>と言われていたが、なかなか実現できなかった。ところが最近の病気のための節制で、71kgあった体重が67kgにまで減ってきたのである。こうなると体重計に乗るのが楽しみになってくる。今朝も起きてすぐ測り、トイレに行って測り、ご飯を食べてまたという具合に、どうなるか予想しながら楽しんで?いる。いい結果が出そうだとテストも楽しいのだろう。悪い結果の予想される成績表はみたくない気持ちも良く分かる。今日はこれから亡母の3回忌と亡父の13回忌の法要をする。宴席も設けてあるが、風邪もいっこうに治らないし、お酒には注意である。さて、体重はどうなるかな?
今日は、午前中は少しだけ声が戻った。消耗品のようにのどを大切にしていた。ところが、今日も5,6,7限の3連続授業で、6限目、7限目とどんどんひどくなってしまった。声が出ない状態での授業は、それでも無理やり声を振り絞るので大変つらい。私と同室のK先生も同じ状態で苦しんでいる。どうやらこういう風邪が流行っているようだ。土曜日には母の3回忌、父の13回忌の法要があるのだが、大丈夫かなぁ。
食品包装ラップの材質は、実は2種類しかない。ひとつはポリ塩化ビニリデンラップでサランラップやクレラップがこれ。もうひとつがポリエチレンラップである。この二つのラップを箱ごと生徒に渡し、私は後ろをむく。そして「どちらのラップか見分けるから、少し切って渡して」という。生徒から渡された方を引きちぎってみて、伸びるようならポリエチレン。パシッと切れるようならポリ塩化ビニリデンである。これは班ごとにもやってもらう。もうひとつ見分ける方法は、熱した銅線に少し付けて炎の中に入れてみて、銅の炎色反応が見れる方が、塩素を含むポリ塩化ビニリデンである。この方法は最強の発がん物質ダイオキシンが発生する可能性があるので、あまり大量にはやらないほうがいいことを伝える。ごみ処理の際にラップごみを分別しないのは、ごみ焼却場は高温で燃やすため、ダイオキシンが発生しにくいことも伝える。次に、ポリエチレンを分解すると、原料のエチレンガスが発生することを演示実験で見せる。ガラス管付きのゴム栓をした試験管にポリエチレンを入れてガスバーナーで加熱すると、ガラス管の先から、燃焼ガスが出てくる。これに火を付けると、「おー!」という歓声があがって気持ちがいい。同じことをポリ塩化ビニリデンでやる、とHClと炭素に分かれてしまう。試験管に黒いすすが残り、リトマス液やメチルオレンジが赤色になることで確かめる。ラップ2種類で楽しくプラスチックの勉強ができるので、結構気に入っている。授業の終わりに、代表者一名を指名して、「このラップがどちらか見分けてごらん」というと、うれしそうに「引きちぎってみる。銅線に付けて燃やしてみる」と答えてくれ、実際にやってみせてくれる。見事正解し、「この時、発生する可能性のある危険物質は?」と聞くと「ダイオキシン!」と、とてもうれしそうに答えてくれ、こちらもうれしくなる。私のお気に入りの授業のひとつである。
まぁ、次から次へと病魔?が襲ってくる。今日3時間目の授業で、声が出にくいなぁと思っていたら、5、6限とどんどん出なくなり、7限目にはほとんど出なくなってしまった。のどに付く風邪がはやっているとのことだが、それだろうか・・・・。困ったなぁ。
我が家で使っている空気清浄機は一昨年購入したものである。毎年春の花粉の時期に主に使っている。これを使うと喘息も起きにくいような気がして、夫婦で「やっぱり空気清浄機は効果があるねぇ」などとありがたく思っていた。主に寝室の二階で使っていたのだが、下の居間に持ってきたりしてもいた。ところが我が家にやってきた息子が、空気清浄機から青いテープが出ていることに目を留めた。そして不審に思ってそのテープをたどって蓋をあけたところ、ビニール袋にしっかり包装されたままのフィルターが装着されているのを発見した。なんと2年間、包装をはがさないまま使っていたのである!どおりでフィルター交換ランプがいつまでたってもつかないわけである。こんなんで効くわけがないのに、なぜ効果があると思ったのだろう?気持ちの問題が大きいということか・・・・。
昨日は色々忙しい一日でした。3時過ぎまで科学部恒例の砂金採取会を10名でやりました。私は集合時間あたりに体調が悪く、大変なスタートになりましたが、遅れてなんとか合流することができました。この日の成果は私の2個と3年生の風君の1個と少なく、主として焼きそば会でした。ところがこれがまた大変!油がない、麺も忘れてきた・・で何回も買い出しにでるという始末でしたが、楽しい会になりました。野外で食べると美味しいですね。OBのM君も参加してくれ、大学の様子を色々話してくれて楽しかったです。その後は、小松仮説サークルに出かけました。パソコンのインターネットをIフォンでやる話、購入したカメラでリアルタイム動画をパソコン上で写す方法、保険のこと等、色々教えてもらえて良かったです。7時に小松の家に帰り、8時近くまでマロウの収穫(約1000個)をしました。その後は10日ぶりにお酒を飲みに出かけたのですが、薬を飲んでいるためか最近の節制の効果か、飲んだ量が少なかったためか痛風の発作も出なくて良かったです。このまま節制を続けたいと思います。充実した一日でした。
昨日は<高文連理科部春の実験セミナー>が開かれた。毎年春と秋に行われているこの講座であるが、今年は北陸大学薬学部を会場に、薬学部の先生方の指導で実験実習を行った。本校からも部員8名が参加したのだが、普段は型破りの変わった実験ばかりをやっているので、きちんとした実験は新鮮だっただろうと思う。200名以上の生徒が集まったので準備や指導をされた先生方は大変だったろうと思う。私としては引率してこられるたくさんの顔見知りの先生方と色々お話しできるのも楽しみのひとつである。このブログで紹介しているような最近の実験等の話を聞いてもらえてうれしかった。誰かに自分の気持ちを共感してもらえるととてもうれしい。夏にもこの会で色々な講座が企画されているが、今度は部員達も実験を紹介する側になる。楽しみながら準備を進めていきたい。
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