« ホタルとさそり座 | トップページ | 山の上ギャラリー 村井薫<姿を変える谷渡展> »

2013年6月15日 (土)

コンサート

富山にいる従兄(いとこ)からチケットをもらい、<桐朋アカデミー・オーケストラ特別演奏会>に富山まで行って来ました。時々チケットを送ってもらい、もう5回目くらいの観賞になるこのコンサート。富山の呉羽にこのような大学と、そのオーケストラがあり、定期的に演奏会が開かれていることも驚きですが、大学生が主体なだけに若々しく、溌剌とした演奏が聴けるので楽しみにしているのです。今回はベルリンフィルのメンバー6名を迎えてドボルザークの8番等が演奏されました。「ドボルザークの曲は小松の打越の風景を思い出させる」と従兄はよく言います。従兄にとっても、私の実家のある小松、打越は子どもの頃の想い出が風景としてしみこんだ故郷のようです。そしてそれは私にも共感できることです。

 会場は富山オーバードホールで席は全席自由なのですが、最近は従兄に教えられて、2回右側の最前列に座ります。ここは2重ドアのコンパートメントになっていて、オペラでは最も高価な席で、来賓が来るときは貴賓席になるのだそうです。コントラバスがどのような動きをしているか等、全体の動きがよく見えて躍動感が伝わり、しかもゆったりと聴ける素敵な席です。アンコールなで含めて約2時間。素敵な一時に浸ることができました。アンサンブル金沢と違って、このオケのメンバーは毎年入れ替わっていくのですが、(皆、この道で生活していけるのかなぁ。だといいなぁ)などとも考えてしまいました。

| |

« ホタルとさそり座 | トップページ | 山の上ギャラリー 村井薫<姿を変える谷渡展> »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« ホタルとさそり座 | トップページ | 山の上ギャラリー 村井薫<姿を変える谷渡展> »