2013年7月30日 (火)
2013年7月29日 (月)
竹内幸一さんの手作り科学実験教室に行って来ました
毎年、大野の<からくり記念館>で開催されている、竹内幸一さんの手作り科学実験教室に行って来ました。<子ども達に科学を学ぶ原体験が不足している。100均で買えるような素材でたっぷり手作りサイエンスを楽しめるようにしよう>という趣旨で作られた100余りのおもちゃや実験が、所狭しと展示されています。子ども達がそれを自由に手にとって思い切り楽しめるのが、この展示の凄いところです。このセンスは授業にも、そして<金沢・金の科学館>にもぜひ欲しい要素です。2年前に初めてこの展示に接し、竹内さんとお話させて頂き、すぐに小松にも来て頂きました。それ以来、この展示を<金沢・金の科学館>でもやらせて頂くということで話が進んできました。今回は孫も一緒だったのですが、3歳児も夢中になって展示で遊んでいました。次は根上の文化会館で8月第1週から1週間ほど企画されているということで、また出かけてこようかなと思います。
2013年7月28日 (日)
2013年7月27日 (土)
2013年7月26日 (金)
2013年7月24日 (水)
ドライアイスで遊ぼう
今年は担任がないのでクラスで学園祭の出し物を考えることはないのですが、授業を担当している2年生のクラスが、「化学の面白実験を入れたビデオを作りたいので、びっくりするような実験を教えて欲しい」ということを言ってきました。1学期の終わりに、液体窒素でドライアイスをつくったりマシュマロを凍らしたり色々やったのが火をつけたようです。「ボン!とかバン!というのばっかりより、ドライアイスに焦点を絞って色々やってみたら?」とアドバイスして仮説実験授業研究会の藤沢千之さんのガリ本<ドライアイスで遊ぼう>を貸したりしたところ、彼ら(彼女ら)なりに色々考えてきました。ドライアイスでシャーベットを作り、それをディッシャー(アイスクリームをすくいとる器具)でとって放り投げて、コーンで受けるとか・・・お笑い番組のノリのようなものが多かったですが、私には無い発想が面白かったです。液体窒素が少し余っていたので、ドライアイスを作って、アントシアン液に入れて色を変えたり、風船に入れたりしてみたらイメージをふくらんだのか色々意見が出て楽しかったです。やっぱり実際にやってみるのがいいですね。その間、チア部が明日の野球応援の打ち合わせに来たり、組合の夏の教研の案内ビラを作成したり、学園祭の模擬店の段取りをしたり(もちろん科学部もデス)と忙しい一日でした。明日は野球応援でスタートですが、雨が心配です。無事応援できるといいなぁ。もちろん必勝ですよ。
2013年7月23日 (火)
電気炉を使わない金赤ガラス
昨日は色々研究に進展があり、なんと電気炉を使わない金赤ガラスの作成にK君と成功してしまった。これは写真も公開しない極秘?研究である。とにかく基本アイデアをイメージして頭の中でつなげ、思い切って実験に取り組んでみるのが成功の秘訣のようだ。12月の発表会をお楽しみに!
2013年7月22日 (月)
2013年7月21日 (日)
宝石教室
先週の連休に、新潟へ行って来ました。今度は私的な旅行です。痛風になって色々節制することになったおかげで?体重が3kg減り、脊柱間狭窄症で足の裏が痛かったのが治ってきました。もう山歩きは無理かなと思っていたのですが、これなら大丈夫!と山歩きに出かけてみることにしたのです。ところが当日は大雨で、散歩も無理な状況でした。宿でゆっくりすることになり、泊めて頂いた<駒ノ湯山荘>のオーナーの桜井さんと色々お話しているうちに、ひょんなことから宝石の話になりました。桜井さんが、宝石鑑定に詳しく、宿を会場に宝石教室を開かれたりしていることや、宝石学がどういう世界であるか、ここでは書けないような興味深いお話をたくさんお聞きすることができました。コレクションもたくさん見せて頂き、私の<金の科学館>のお話や<金ニセ金パック><サンプル付き周期表>等にもとても興味を示して頂いたりして、お互いにお話に夢中になってしまいました。講座をきちんと受けると、100種類の宝石を鑑定できるようになるということですが、そうなれたら楽しいと思います。「<金沢・金の科学館>でも講座を開いて下さい。今度は宝石学を教えて下さい。」など、色々お願いをしました。また新しい世界が開けそうで楽しみになりました。この宿は、ランプの宿で、温泉もお料理も素朴なとてもいい宿です。ぜひ出かけてみて下さい。
ほんとうに子どもを大切にされる先生でした
新潟で車を走らせているとき、地名の看板に<湯ノ谷>とあるのを見て、あることに思いがいきました。(ここは仮説実験授業の細井心円さんのお寺<東養寺>と<科学の碑>があるところじゃないか?心円さんは最近亡くなられたと聞いたけど、よってみよう)と思ったのです。東養寺はすぐに見つかりました。入り口に<山門不幸>の文字があり、心の中で手を合わせました。<科学の碑>もすぐにみつかりました。サークルで顔をあわせている皆さんの名前がいくつも刻まれているのを見つけ、なんだか嬉しかったです。碑文にある<科学は民主的な社会にのみ生まれ、民主的な社会を守り育てる>という言葉もとてもいい言葉です。その日泊めて頂いた宿の女将さんも「この辺で心円さんのことを知らない人はいません。本当に子どもを大切にされる先生でした。」と語っておられ、心円さんが、地域にしっかり根ざしておられ、信頼されていたことが伝わってきました。ご冥福をお祈りします。
2013年7月20日 (土)
2013年7月14日 (日)
777
何の数字?と思われるでしょうが、私がよく利用するセルフのガソリンスタンドは給油機にスロットが付いていて、出た数字により料金が割引になります。最大で1L当たり7円引きになります。この目が777なのです。しかし最近は1円引きばかりで、そんな数字は出たことは数年来ありませんでした。ところが今日はなにやら予感がして、気合いを入れてスロットを止めるボタンを押したところ、見事に777がでたのです。トータルでいくら割引になったかというと7円×35Lで245円程度のことなのですが・・やったー!と大喜びでした。
2013年7月13日 (土)
尿酸値大幅減の理由は?
痛風かぁ・・・などという書き込みをするほど健康状態がさえず、お医者さんと相談して尿酸値を下げる薬を服用することになって1ヵ月半が経ちました。同時にお酒の量も減らすようになり、つまみも食べなくなりということで、体重がこの間に3kgも減りました。すると、足の裏がジンジンして<脊柱間狭窄症>などと診断されていたのが、脊髄への負担が減ったためかその症状も取れてきたのです。で、「そろそろ血液検査をしてみようか」ということで先日検査した結果が昨日返ってきたのですが、尿酸値は5.3と大幅に減りました!お医者さんは「お薬の効果が出たので、これを続けましょう」と言われるのですが、ビールを飲まなくなりつまみを食べなくなった効果とどちらが大きいのか分かりません。私としては薬は飲みたくないので、薬を止めて食養生だけどのくらい効果があるのか実験してみたいのです。しかし、痛風の発作が出たら怖いしなぁ・・・。
2013年7月12日 (金)
<虹と光>の授業書を楽しんでいます
1学期ももう終わりですが、今日は<科学と人間生活>の授業で仮説実験授業の授業書<虹と光>をやりました。「ホースで水をまいて虹を作ってみよう。虹は太陽→自分→虹の順
(位置関係)に見えるか?太陽→虹→自分の順に見えるか?」といった課題(表現は違いますが)を予想しながらやっていくのです。生徒は<暑い日にグラウンドに出てホースで水まきをして虹を作る>という非日常の状況がそもそも楽しかったようです。なかなかできなかった虹が太陽を背にし、庭木を背景に水をまいたときにきれいに現れました。期せずして歓声が上がりました。二重の虹も見ることができました。その後、科学部でも、やってみたのですが、どんどん先が読みたくなり、満月と虹などのお話を夢中になって読んでいきました。写真は科学部で撮ったものです。この先の展開が楽しみですが、これは2学期ですね。
2013年7月11日 (木)
街には素敵な先生がたくさんいる!
科学部の生徒が取り組んでいる研究の一つに<導電性のある竹炭シートをつくる>というのがある。<元素のサンプル付き周期表>には20種類の元素サンプルが貼り付けられている。その1つに炭素がある。導電性のない炭素粉末から導電性のあるシャープペンシルの芯と変化したが、準備としてシャープペンシルの芯を両面テープに貼り付けておくのは大変である。そこで、ハイテクの炭素繊維のシートも入手したが、これも導電性が今一つ弱かった。シャープペンシルの芯を塗りつけるという門寺君のアイデアがヒットしたが、やはり導電性のある実物も準備したい。そこで昨年から竹からフィラメントを作るエジソン電球にチャレンジしている安田君と1年生の山田君に相談し<竹で導電性のある幅広竹炭シートを作る>という研究に取り組んでもらうことにした。これを両面テープに貼り付けようという作戦である。彼らはとても熱心にチャレンジしてくれているのだが、竹を薄い板状に加工することに苦労していた。ところが先日、親戚の葬儀があったときに、隣に居合わせた親戚の松原さんが竹細工に熱心に取り組んでおられることを知った。その場で、竹を薄く削るには、我々が取り組んでいるようなカンナではだめで、<竹筒を上から割り、それを更にナイフで割り、削って仕上げなければだめだ>ということを教えていただいた。しかし、お話だけではいまひとつ分かりにくかったので、部員を連れて、昨日松原さんの自宅まで教わりに出かけてきた。松原さんの竹を薄く削っていく鮮やかな手さばきに私も部員達も、見とれてしまった。苦労してきた部員たちはなおさらだったようである。その場で指導もして頂き、大きな一歩になった。街には素敵な先生がたくさんおられることを改めて実感した。こういう出会いは本当に楽しみである。次はこれを焼いて導電性のある竹炭シートにできるか、それも手軽に、大量に作れるかという課題に取り組むことになる。松原さん、ありがとうございました。
2013年7月 9日 (火)
注射器(シリンジ)内の空気の体積を半分にするには?
新課程の化学は2年生の初めから、金属結晶の密度計算、気体の各種計算といったものが続くようになった。気体の圧力と体積の関係はボイルの法則、温度と体積の関係はシャルルの法則で、何の変哲もない計算問題として扱えばそれまでなのだが、どうにも面白くない。そこで表題の<注射器(シリンジ)内の空気の体積を半分にするには?>という課題を考えてもらった。すると色々でてくる。そのひとつが手で押すというもの。そして、50ccのシリンジに空気を50cc入れて手で押して体積を半分にするのは結構大変である。これが水10mが上に乗っているのと同じ力。1気圧を実感してみようというわけである。10分の1の5ccにするには9気圧(水90m)分の圧力で、シリンジを手で押してみるとほとんど不可能なくらい大変なのが実感できる。ここまでが今日の授業だった。体積を半分にする方法としてもうひとつでてくるのが、温度を下げること。実際、シリンジを液体窒素の中に入れてみると音もなく、シリンジのピストンが吸い込まれて、ぺちゃんこになってしまう。シリンジの中には液体が・・・。二酸化炭素を入れると、なにやら粉末が・・・。水素を入れたら・??ということで気体の温度と体積の関係(シャルルの法則)と理想気体を扱うのが次の授業の予定だがうまくいくかな。ところで、フィルムケースにドライアイスを入れてポンポンいわせるのは、とても楽しく大騒ぎになる位なのだが、これって危ないのかなぁ??フタが飛んで当たったところで、大丈夫だと思うのだけど・・・。
2013年7月 8日 (月)
虹と光
<科学と人間生活>は第3編 1章光の性質とその利用という項に入った。ここでは、仮説実験授業の授業書<虹と光>や<電子レンジと電磁波>などをやる予定である。今日は早速、ひとつのクラスで<虹と光>を始めた。基本的に皆さん、虹は好きなのである。最初の方の
2013年7月 7日 (日)
日曜日だけれど・・・
今日は日曜日だけれど、模試の試験監督で学校です。1時で終わりますが・・・。まぁ、定期考査の監督よりは気楽です。昨日は授業のある土曜日でした。でも液体窒素の実験をしたりして、楽しかったです。午後からは、小松の仮説サークルで色々聞いてもらえたことが良かったです。夜は、孫の保育園の夏祭り。皆さんとても忙しそうで、焼き鳥売り場などに長い行列ができていました。来年からお手伝いしようかということになりましたが、大丈夫かなぁ・・。
2013年7月 6日 (土)
授業感想文で元気をもらいました
新潟で講座を担当して、「生徒が元気にやっている!」などというお話をしてきた。ところがテストをしてみると点数が取れていない現実にも出会い、元気がなくなっていた。ブログの更新も進まなかった。
さて「定期試験はしない」といって始めた<科学と人間生活>の授業だが、どうにも点数が付けられないので、「期末試験だけやらせて!」とお願いし、テストをやらせてもらった。(生徒の皆さん、ごめんなさい)。その試験が最終日の昨日あった。ところが最後に書いてもらった感想にものすごく励まされている。進度も気にせず、モノつくりと実験に依拠してやってきた授業が受け入れてもらえ、とても嬉しかったので、少しだけ紹介したい。色々なことに気付かせてもらえる感想文は宝物!まさに命をもらうという感じである。実験の中で一番人気は<べっこうアメ>のようである。もう一回というリクエストも多いので、<変わりべっこうアメ>もやってみようかなぁ。でも次はこれも人気の高い<液体窒素のサイエンス>をやる予定。これは確実にたのしい授業ができるので、こちらも楽しみである。などと元気がでてきた。皆さん、ありがとう。
2013年7月 5日 (金)
<久世紀代子 陶展 初夏>に行って来ました
知り合いから案内の葉書を頂き<久世紀代子 陶展 初夏>に行って来ました。久世紀代子さんの作品は、これまでも何回か見させて頂き、清楚な味わいが気に入っていました。自宅を会場にした個展は<金沢・金の科学館 小松ギャラリー>の参考にもなるのでは・・という期待もありました。さて田舎の元養蚕農家を改築されたお住まいは以前にもお邪魔させて頂いてことがあったのですが、窓からの田園風景が自然の借景になっていて、とても落ち着き、展示された久世さんの作品が、その中に居場所をもらって静かに置かれているという風情がとてもよかったです。気に入って、お皿を一枚求めさせて頂きました。青を基調とした作品の中で、なにやら素朴な異彩を放って見えたのです。こういうのは使うに限るということで、野菜の煮物などを盛りつけてみましたが、なかなかいいです。これからどんなふうに使っていこうかな?と楽しみです。展示会は明日(土曜日)までなので、興味を持たれた方はどうぞお出かけ下さい。
2013年7月 3日 (水)
試験監督と生徒の名前
今週は、1学期の期末試験中で、毎日試験監督があたる。中間試験の時にも書いたような気がするが、この時は生徒の名前を覚え絶好のチャンスである。今年は9クラス、300人以上の生徒を受け持っていることもあり、名前がなかなか覚えられない。で、気づいたことだが、出席簿に漢字の読み方やその生徒の所属している部活名も書いてあると、つまり情報がある程度多いと、印象に残って覚えやすいようだ。最初はこの1時間では無理だなぁと思っても、クラスの3分の2くらいまで覚えると、なんだか元気が出てきて気持ちががらっと明るくなるのも不思議である。さて、試験を返す時にどれくらい記憶に残っているかな??
2013年7月 2日 (火)
新潟 夏の教研大会2013
先週の土日、新潟私学の組合の研究集会で3時間ほどお話と実験、ものづくりの講座を担当してきました。タイトルは<サイエンスで人も地域も元気になろう! ー金と金属の授業と研究をめぐってー>にしました。集まられた方は、理科の教員ばかりではなく、他の教科の方や父母の方もおられました。昨年10月に、全国私学の父母が集まられる研究集会でお話させていただいたことがきっかけになりました。「金とニセ金の見分け方、銀と白金の見分け方、ナトリウムやセシウムはぴかぴか光っている?」などを実験を交えて1時間半、仮説実験授業や科教協の紹介を30分、元素のサンプル付き周期表作りで30分、金沢高校科学部の活動とそこでの子供たちの活動の様子などの紹介で30分、といった内容でした。感想として「楽しい雰囲気であっという間の3時間でした。未知の世界を知るワクワク感を味わえました。」といったものを頂けてほっとしました。個人的には、新潟の先生方から色々お話をお聞きでき、皆さんがとても多忙で厳しい状況の中明るく頑張っておられるのが伝わってきてとてもよかったです。準備は大変でしたが、行って良かったなと思いました。
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