初秋の尾瀬散策
お休みを利用して尾瀬を歩いてきました。なんと自然の中をゆっくり歩いたのは今年初めてのことです。脊柱間狭窄症になってしまったことが大きく、医者からはMRIの画像を示されて「あなたの背骨の軟骨は水分が少ないカスカスの状態です。この病気は進行を止めることはできても治りません。背骨に負担のかかることはしないようにしてください」などと言われていました。(もう長距離を歩くのは無理か)と思っていたのですが、痛風を併発して食養生をするようになり、体重が5kgも減ったためか足のしびれがとれてきたのです。これなら歩けるかもしれないということで、平坦な道を歩けて初秋を楽しめる尾瀬へ行くことにしました。個人的には5回目の尾瀬です。今回は、戸倉に車を止めて鳩待峠から尾瀬ヶ原の見晴まで片道3時間半(往復7時間)のもっとも平坦なコースを選びました。台風が迫っていましたが、天気も持ちこたえてくれ、すでに紅葉の始まった尾瀬ヶ原でトリカブト、リンドウ、ヒツジグサなどのお花も楽しむことができました。途中、水芭蕉の葉がなぎ倒されるように荒らされていて(クマかな?)と思ったら、ビジターセンターに<クマの大好物は水芭蕉>という表示があって(やっぱり!)と思い嬉しかったです。これで次は低山なら登れそうな気がしてきました。しかし、お医者さんには「治りません」などという断言はしないで欲しいものですね。
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