CD分光器にDVD板は使えない!
授業で全員にCD分光器を作ってもらいました。教科書にCD分光器の型紙が付いていて、これで作れるようになっているのです。<虹と光>のまとめとして、分光器制作はとても良いと思いました。さて以前京都の杉原和男さんから<DVD板の方がCD板より分解能がいいのでDVDを使う方がいい>ということを教えて頂いていました。そこで今回はCD板をDVD板に変えてみたのですが、さっぱりみえません。ところが生徒(水本君)のアドバイスでCDに変えた途端、スペクトルが見えるようになりました。彼は「CD仕様なのにDVDを使うからダメなんじゃないですか?」というのです。どうやら本当にCDとDVDでは刻みのピッチが異なるために、板と覗き窓の角度の関係が違ってくるようです。教科書の型紙はCD仕様ですので、CD板じゃないとだめなようです。杉原さんからも詳しい資料を送っていただき勉強になりました。これで確実に分光器を作ってもらえるようになりました。
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