小松サークルと<虹と光>
仮説実験授業の授業書<虹と光>の感想文をみてみると、良かったこととして・グラウンドでみんなで虹を作ってみたこと・二重虹がみえたこと・天気と虹の関係がわかったことなどが多く書かれていた。特に夜一緒に楽しんだムーンボウの実験が印象に残ったようだ。そうだろうなぁと思う。しかし、この授業書には、やってみてうまくいかない箇所も色々あった。例えば・フラスコに水を入れてかざすと空中の水滴と同じ働きをして虹の色がみえること・プラスチックの小さなビーズ玉(虹ビーズ)を黒い紙に貼り付けると虹と同じ作用をすることの実験等々がそうである。ところが先日の小松サークルで、この授業書をやったことのあるKさんやFさんからそのことについて色々教えてもらえてポイントが分かった。授業書の最後に白いストローで色をみる実験があり、わかりにくいなぁと思っていたら、皆そう感じていることが分かり安心した。これらは次回に生かせそうである。また、オリジナルで・赤色光や緑色光を懐中電灯とセロファンではなく、レーザー光でやったこと(ただしホログラムのレーザー反射光は注意がいりそう)。・パソコンやスマホの画面をライトスコープで見ること(3原色(RGB)で色々な色が発色されていることがわかる)・最後に分光とスペクトルの話を入れ、CD分光器を作って光を観察したことを加えてみたが、これもとても好評で良かった。CD分光器については、何回か書いてきたが、うまくいくようになった最後の2クラスはとても好評だった。スリットの形をハートにするとハート形のスペクトルが並ぶことなどは私自身感動してしまった。来年以降もぜひやりたい授業書になった。
| 固定リンク | 0
コメント