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2014年6月28日 (土)

ニセ金の指輪の正体

今でも各種講座や授業で大活躍しているニセ金の指輪。「これはタングステンに24金メッキをしたもので、表面は純金のメッキ。密度も金と同じ19.3g/cm3なので見かけや密度では見分けられないよ。どうやって見分けるんだろうね?」ということで紹介していた。ところが授業で、生徒から「先生。密度測ってみて下さい。」と言われ、その場で測定したところ、14g/cm3位しかなくてびっくり!純粋タングステンではないことが分かっていた。いったい何で出来ているのか?気になって仕方なかったのだが、昨日、ついに金沢大学で色々分析したい試料があったついでに、この指輪も分析してもらえた。表面をヤスリで磨いて測定した内部はタングステン85%、ニッケル15%のタングステン合金(たぶん炭素も含むのかな?)であることが判明した。長年の謎が解けたのだが、表面も本当に24金かどうか疑わしくなり、その分析もやってもらった。ところが結果は、金は全く含まれておらず、チタンでできているというものだった。たぶん電解着色チタンなのだろう。しかし、これは完全に虚偽表示であり、頭にきて、購入サイトを探してみたが、すでに見あたらない。まぁ、これはこれで面白いお話と実験(チタンの電解着色で金色を出してみせる)につながるかな?と気持ちを立て直しているのだが、ニセ金のインゴットも本当に金メッキか、疑わしくなった。これも削って分析してもらうことにしようかな。

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2014年6月11日 (水)

テルミット反応で砂鉄から鉄を取り出す

砂鉄とアルミ粉末を7g:1.7gの割合で混ぜ、花火で点火する。するとアルミが砂鉄中のSi、O,、Tiなどを奪い取って鉄にしてくれる反応温度が3000℃にもなる激しい反応で、これがテルミット反応である。今日は<科学と人間生活>の授業でこれをやってもらった。①磁石を用いて砂から砂鉄を選り分ける②砂鉄の重さを量り、適量のアルミ粉末を入れ、小さいポリ袋の中で混ぜ合わせる③校庭に小さな穴を掘り、紙型の中に砂鉄とアルミ粉末の混合物を入れて花火で点火する④生成物を金床で叩いて鉄を取り出す。という工程を班ごとにやってもらったのだが、まず①の砂鉄の選別の作業にに真剣に取り組むのに驚いた。その砂鉄の重さを量り、必要なアルミ粉末の量を計算で出し、という作業にも熱心に取り組んでくれた。混合物に花火で点火したときの反応の様子は溶岩が煮えたぎるようですごい迫力なのだが「すげー!」「これほんとにすげ-!」という歓声が次々に上がった。これは砂鉄だからこそ出来る実験で、酸化鉄の粉末では反応が激しすぎて危険である。これは宮城の阿子島さんの研究の成果である。取り出した鉄を成形してナイフにまでするのは時間不足で難しいが、ここまででも予想以上に楽しい授業になって驚いた。あと2クラスでもう少し要領よくできるように出来たらいいなと思う。

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2014年6月 9日 (月)

高校総体の応援

しばらくブログの更新をしなかった。最近は1週間に1回の更新が続いていたが、なんと2週間以上開いてしまったことになる。この間色々なことがあったが昨日は、高校総体の応援に忙しかった。女子バスケットの準決勝の応援に津幡に行き残念ながら敗戦で、大急ぎで金沢に帰ってサッカーの準決勝の応援に市民サッカー場(距離にして13km)に向かったところがこれも敗戦!星稜相手だから厳しいと言えばきびしいのだが、残念だった。また大急ぎで津幡に戻り、今度は男子バスケットの準決勝を応援した。ところがなんとこれも敗戦・・・。結局応援した3つとも負けてしまうという結果になってしまった。とはいえ、試合をしている選手も応援に回っている選手もほとんど授業を受け持っている子らなので、真剣に頑張っている姿が気持ちよかった。その後は、夏に金沢にやってくる修学旅行の準備に向かい、更に小松の畑仕事・・・。とても、忙しい休日の1日だった。

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