最近、毎朝の日課になったことにペレットストーブの掃除があります。ペレットストーブは窓のガラスが煤や灰で汚れ、ストーブの中にも灰がたまるので、これを毎朝掃除しないといけないのです。私が朝６時に起きて、まめに掃除をしているのですが、これがそれほど苦痛ではありません。ガラスはピカピカになり、灰が沢山たまるし、成果が目に見えるのがいいのかもしれません。灰は毎日コップ２杯くらい出ます。ためてあるのですが、畑の良い肥料になるかなと思うとこれも楽しみです。日課といえば、今日は職場の同僚が中心になってやっている恒例の餅つき会のお手伝いに行ってきました。今年で４年目なのですが、私の中では毎年の行事になってきました。ここでは顔見知りの卒業生がお手伝いに来ていて、彼らと会えるのも楽しみの一つです。こういうのがあると、一年が経つのは速いなぁと感じます。
日曜日、小松の実家へ出向いてきました。畑の収穫他です。今は大根と白菜なのですが、＜ひよっとして原木なめこでも出ていないかなぁ。一度少し出た切りだもんなぁ＞という期待もありました。昔、庭の池だったところに砂利を入れ、木が上を覆っているところに原木を何本かおいてあるのです。これが、昨年度は一度も出ず、今年度は11月末に少し出たきりなのです。さて、木の枝をかき分けるようにして原木をのぞきこんでみると、やはり気配がありません。ところが、もしや？と思って原木をひっくり返してみたところ、あった、あった、有りました。大き目のなめこが美味しそうな傘をつけていました。さっそく収穫し、この日の夕食に味噌汁で頂きましたが、新鮮なだけに絶品のなめこ汁でした。また、でてくれないかなぁ。
先週の3連休、あるコンテストの2次審査のため東京へ出向いていました。応募のテーマは『講座 ＜金と銀の不思議を探る＞と構成実験の開発』というものです。この間あちこちでやらせて頂いた科学講座や授業の流れと、そこでやった新開発の実験をまとめたものです。10分間の中で、インパクトのある報告になるよう随分準備をしましたが、とても良い経験になりました。＜金沢・金の科学館＞の活動はすでにスタートしているので、それを後押しして頂ければ良し、そうでなくても先へ進むだけです。発表練習に付き合って頂いた方々、ありがとうございました。発表が終わった後、研究会仲間と一緒に飲んだのですが、とても楽しかったです。色々なところに一緒に楽しんでくれる仲間がいるというのはとても幸せなことだと思いました。
2日間、試作に励んだ色変わり焼きそばですが、練習の甲斐あって本番ではうまくいきました。紫キャベツは値段が高いので使わず、自家栽培のマロウブルーティを水出ししてアントシアン液として使いました。試作で失敗したのは、おそらくサラダ油がアントシアンの浸透をブロックしたためだろうと考え、油を使う前に、アントシアン液を加えたのが良かったのだろうと思います。うまく緑色になってくれました。ターメリックも油を使う前に振りかけたところ、きちんとオレンジ色になり「わー！」という歓声が上がって嬉しかったです。どちらもソースで黄色に戻りました。賑やかに焼きそばとハーブティで、アリソンさんのお別れ会が出来て良かったです。何事も予備実験が必要ですね。アリソン、元気でね！
今日は仕事始め。職場で色々書類作成などの事務仕事をやりました。その後、2ヵ所のスーパーから3種類の焼きそばを購入し、色変わり焼きそばに再度取り組んでみました。アントシアンを含むマロウブルーでも変わるかも知れないと思い、麺を少しずつフライパンに取って麺だけで実験。すると、うまくいきました。炒めた麺にマロウブルー液をかけると、緑色、ターメリックをかけるとオレンジ色に変色し、レモン汁で黄色に戻りました。とても嬉しかったです。試しに昨日の麺もやってみたところ、これも変色。紫キャベツでも成功しました。麺のせいでもキャベツのせいでもなく、調理の過程に問題があったようです。どの過程が問題だったのか、ここからはアリソンさんのお別れ会の授業での課題としてやってみようかと思います。たのしい授業になりそうで、うれしいです。わずか一日で、たくさんの方からアドバイスを頂きました。皆さん、ありがとうございました。
1月7日が始業式でその日から授業が始まります。アメリカからの留学生のアリソンさんが、＜科学と人間生活＞に出ていて、実験等を楽しんでくれているのですが、この日が最後になるということで、お別れ会をやることになりました。せっかくだから、色変わり焼きそばと、色変わりハーブティをやろうかということになったのですが、これまで授業でやって、うまく麺の色が変わってくれたことがないのです。そこで今日のお昼に試作してみることにしました。素材は、焼きそば麺、紫キャベツ、豚肉、ターメリック、ソース、レモンです。肉と紫キャベツ（色素が出やすいように水を多めにして）を炒め、麺を絡めたところで、緑色に変わるところからうまく変わってくれないのです。レモン汁でピンクになるところも、その前にターメリックで赤色になるはずのところもイマイチでうまくいきません。麺にｐH調整剤が原因の場合があるらしいのですが、その表示はありません。困ったなぁというところで、どなたかアドバイスを頂ければ幸いです。
雪かきを終え、「久々に行ってくるか」と曲水温泉に出向いてみました。最近は土日のみの営業になっていて、ご無沙汰だったのですが、なんと店先に＜1月11日で閉店します！平成元年より27年間ありがとうございました＞の張り紙が・・・・・！息子曰く、「ここのお湯はステロイドをつけるよりよっぽど聞く」というくらいアトピーによく効くため、子ども達3人を連れて毎日のように通いました。お湯が１９００ｍｇもカルシウムイオンを含むため、お豆腐の＜にがり＞に使えることを見つけ＜各地での名物温泉豆腐つくり＞に発展していったのも、ここがスタートでした。なにより露天風呂に寝転がってぼーっとしているのが大好きでした。こんな良いお湯はちょっとないのです。とても残念でなりません。来週は行けないので、明日、もう一回いってこようと思います。とにかくお世話になりありがとうございました。もったいないなぁ・・・・・。
昨年、開発した銀箔で楽しめる実験の一つに、箔をナイフの形に切り抜き、ゆで卵に刺すと硫黄分で錆びるというのがある。ゆで卵が熱いうちに、自分で作ったオリジナルナイフを何本か刺す。トラひげ船長の××ゲームみたいで、この段階から面白い。卵のどの部分に硫黄分があるかもよく分かる。ゆで卵はさめるとダメだが、温め直せば何回でもナイフが錆びる。最後は食べればいい。錆びたナイフはアルミホイルをつけて食塩水に浸すと、みるみるうちに錆が取れる。その昔、殿様の毒味役は毒殺防止に銀の箸を使っていたという。これは毒が硫化ヒ素だったためだとか。銀のナイフが錆びる速度は結構速く30秒程度でもかなり錆びる。誰にでも楽しんでもらえる物に仕上がっていく過程がとても楽しい。これも『金沢・金の科学館』のアイテムの一つになりそうかな。
あけましておめでとうございます。朝起きるとこの冬一番の積雪にびっくり！年寄りにはつらい雪かきも子ども達にとっては、たのしい作業のようです。誰かと一緒にやるのは気持ちが明るくなっていいですね。今年も子ども達や皆さんと一緒に色々やれたらいいなぁと思います。よろしくお願いします。
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