金箔貼り体験は楽しいらしい
最近、金箔屋さんのカタニ産業へ出向くことが多くなりました。ここには金箔貼り体験コーナーがあるのですが、いつ行っても10人ほどの人が箔貼りを体験しておられます。私は、(金銀白金箔のサイエンスは楽しいのに、それをしないで金箔貼り体験だけなのはもったいない)といつも思っていました。どこかで<金箔貼り体験なんて面白くない>と決めつけていたのですが、聞いてみても皆さん「楽しい!」と言われます。これは<金箔貼り体験は楽しい>ことを認めないといけませんね。
最近、金箔屋さんのカタニ産業へ出向くことが多くなりました。ここには金箔貼り体験コーナーがあるのですが、いつ行っても10人ほどの人が箔貼りを体験しておられます。私は、(金銀白金箔のサイエンスは楽しいのに、それをしないで金箔貼り体験だけなのはもったいない)といつも思っていました。どこかで<金箔貼り体験なんて面白くない>と決めつけていたのですが、聞いてみても皆さん「楽しい!」と言われます。これは<金箔貼り体験は楽しい>ことを認めないといけませんね。
土曜日、富山県呉羽を本拠地とする桐朋アカデミーオーケストラのコンサートに、冨山まで行って来ました。今回の演目はオール、リヒャルトシュトラウス。交響詩<ドンファン>の歌曲、歌劇<サロメから7つのヴェールの踊り>等でした。実は6月から<友の会>の会員になり、毎回のコンサートチケットが送られて来るようになりました。この会の凄いところは、5000円で終身会員になれ、それで毎回4人も鑑賞できることです。富山市がバックアップしているということですが、凄いなぁと思います。学生さん主体のオケですが、毎回プロがサポート出演し今回もベルリンドイツオペラ管弦楽団のメンバーが6人も加わっていました。とても質の高い演奏が楽しめます。学生さんにとっても素晴らしいことですね。文化を支える、こういう動きが拡がっていけばいいと思います。
山の上ギャラリーで開かれている<東本元 陶展>に出かけてきました。案内ハガキには
<作品を通して人の心を惹きつけるような制作を目指しています。伝統的な技法を用いて自分の中の世界を陶器で目指しました。少しでも感情を動かし、ワクワクするような世界を体感して頂けたら幸いです>とあります。そして、その通りのワクワクが感じられる素敵な世界に浸ることが出来ました。彼の立てるお抹茶を頂きながら伺ったお話もとても面白く<金沢・金の科学館>でもこの世界を楽しめたらなぁと思いました。素敵な作家さんに出会うと、これからどんな世界を拓いていってくれるのかにもワクワクします。残念ながらここは20日でおしまいなので、またの機会をお楽しみに!
住んでいる地域の集まり<長坂サロン>でお話をしてきました。地域の社会福祉協議会が企画されている平均7~80歳?のお年寄りの集まりで、昨年は<金と銀の不思議を探る>をやらせて頂いたのですが、今年は<音と振動>をやりました。トーキングテープ、オルゴール、ワイングラス、バンジーチャイム、三昧琴と盛りだくさんだったのですが、皆さん好奇心一杯で「あっという間の2時間だった。楽しかった」という感想をたくさん頂けてよかったです。ブラタモリを見られた方も多く、その裏話や金沢の砂金の話、金沢金の科学館の企画話でも盛り上がりました。来年は<豆腐と温泉の科学>をやることになりましたが、<電子レンジと電磁波>も楽しいかな?授業書などを柱にサイエンスを皆で楽しめるというのはとてもいいですね。そういう文化が拡がっていけばいいと思います。
知り合いのお店から頂いたスコッチウィスキーの樽。インテリアとしても味があるのですが、これにお手頃なウィスキーを入れてみました。悩んだあげく選んだのは、ブラックニッカの4L。これは1Lあたり千円もしないのに、なかなかいけるのです。ところが漏斗も買ってきて、トクトク注いだところ、漏れる漏れる・・・・。しばらく使っていなかったためタガがゆるんでいたことと、樽の木が乾燥して隙間ができていたのが原因のようです。ウィスキーを瓶に戻して、早速タガを締め直したところ、なんとか漏れは収まりました。樽は生きているんだということを実感した出来事でした。しかし、自然蒸発で減る分が、天使の分け前なら、ゆるんだタガのせいで、こぼれた分は何の分け前っていうのかなぁ。この樽で熟成が進むのかなぁ。そうなら楽しみだけれど4Lじゃぁ10年は持ちませんね。皆さん、ぜひ味わいにお越し下さいませ。
今朝のNHKで、能登の鍛冶屋さんが紹介されていました。役場に勤められていた若い方が、役場を止め、鍛冶屋のお父さんから技を教わりながら、鍛冶屋として成長していく様子が扱われていました。<いい道具を大切に使う。長く使って痛んだら直し、道具を親子で受け継いでいく>という、今は失われつつある文化の良さがメッセージとして伝わってきて、とても良かったです。私も畑では耕耘機を使わず、鍬とスコップなどでヒーヒーいっているのですが、いい道具を大切に使いたいなぁという気持ちになりました。その若い鍛冶屋さんは、ワゴン車を改造して、鋤鍬などの出張修理もしておられるのですが、テーマソングとして<村の鍛冶屋>を鳴らしながら、車を走らせていました。私は元気のいいこの曲が大好きで、携帯の待ち受けに使っている程です。3題目はあまり知られていないかもしれませんが、この曲の1題目と3題目は
一.暫時(しばし)も止まずに槌打つ響
飛び散る火の花 はしる湯玉
ふゐごの風さへ息をもつがず
仕事に精出す村の鍛冶屋
三.刀はうたねど大鎌小鎌
馬鍬に作鍬(さくぐは) 鋤よ鉈よ
平和の打ち物休まずうちて
日毎に戰ふ 懶惰(らんだ)の敵と
(作詞・作曲不詳)というもの。歌詞中の鍛冶屋さんは武器は作らない平和主義なのです。
ウィキペディアには
1942年(昭和17年)3月刊の「初等科音楽(二)」に収録の際には、平和を歌う三番以降の歌詞の後半が戦時下の国策に不適当として教科書から削除され、戦後も復活することがなかった。
とあります。今のご時勢、なかなか意味深ですね。平和な鍛冶屋が活躍する時代が続いて欲しいと思います。
今年、収穫を楽しみにしていたものの一つに大豆があります。「穫り立ての枝豆は全然違うよ!それでビールは最高!」と聞いていたのをぜひ味わいたかったのです。(味噌にもしたい)ということでたくさん蒔き、見事に葉を繁らせてくれたのですが、いつまでたっても実が太りませんでした。農業に詳しい義姉からのアドバイスによると、大豆はスポットに3つ位蒔いて芽が出たら、よさそうな一つを残して間引きしないと大きな大豆にならないのだそうです。欲張りすぎたのですね。それで(今年はだめかな?)とがっかりしていたのですが、なんとかじわじわ?と太ってくれたのです。そして昨夜ついに<穫り立ての枝豆でビール>を楽しむことが出来ました。待ちに待ったこともあるのでしょうが、確かにこれは<最高!>ですね。しばらく楽しめそうですが、次は味噌作りです。さて、どうなりますか。
一昨日、ふと思い立ち、小松の畑行きをキャンセルし、かねてから富山にいる従兄弟から誘われていた<越中おわら風の盆>に行って来ました。前日が雨で夜の踊りが中止になった?せいもあるのか凄い人出で驚きました。有料ですべての町会の演舞を観ることができるものは高額なのでやめにしました。それぞれの町会が何時頃踊りをするのかの一覧表をもらい、夜7時からの予定になっている西町の道端に腰を下ろして待っていたのですが、踊りの列が来たのは9時近くなってから。やっと姿を見ることが出来、次の町会のを見に行こうと移動をしたら、その途中でいくつもの町会の踊りに出会えました。目的の諏訪町の踊りは、警備の警察の人に聞いても、ここまで来るかどうか分からないという頼りない返事で、また1時間待っても列が来ず、残念でした。それでも、お囃子の響き、編み笠をまとった静かな踊りの所作が印象的でした。ここはスケジュールが当てになりませんが、シャトルバスが終わり交通規制が解除される11時以降が、静かに踊りが観られていいそうです。来年はそうしようかな。
先週金曜から、2学期が始まりました。私は曜日の関係にもあり月曜から1ヶ月半ぶりの授業になりました。2年生<科学と人間生活>は光の項に入り、仮説の<虹と光>をやっています。でも天気が悪く虹が作れないので、<電子レンジと電磁波>を並行してやるという変則スタイルにしています。1年生の<化学基礎>は<結晶の分類>。<結晶美術館>のサイトから金属の結晶やイオン結晶、分子結晶のアッと驚くきれいな写真を紹介し、食塩を融解することから始めました。授業は講座とは違った雰囲気で、ずっと続けていけるのが魅力ですが、夏休みで少々自堕落になってしまい、気持ちをしゃきっとさせるのに一苦労です。でも、なんだか肩の力が抜けて、のんびりした気持ちで授業ができているのがいいかな?文化祭のため今日からまた授業はお休み。今日、午前中は<金の科学館>午後は、秋野菜の準備のため小松の畑に行きます。
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